長女の出産
化学流産を経てようやく長女を妊娠
初めての妊娠だけれど
前回のことがあるから
私は心配で心配でたまりませんでした
つわりがあるのは赤ちゃんが
育ってる証拠だと思うけど
それでもずっと船酔いの状態で
辛かったです
そして旦那は特別に私の体を
心配することもなく、
車を持っていないので
移動は自転車に乗ればいいと
妊婦をいつまでも
自転車に乗せようとしていました
こちらは前回のトラウマもあるのに
そんなこと全然分かってくれず
私の体のことを
心配してくれなかったのが
悲しかったです
長く長く感じる安定期までを乗り切り
無事に臨月をむかえて
私は里帰り先で陣痛を迎えました
旦那と連絡を取り合っていて
そろそろ寝ようとした夜中の1時ごろに
じわっと多めのオリモノが
出たように感じました
オリモノが多く出たのかな?
ーと、オリモノシートを替えたのですが
それから数分後にまた
同じような感覚に襲われました
もしかして「破水!?」
なんだか腰も生理痛のような痛みが
出てきたので急いで病院へ行くことに。
この時、災難なことに
これから寝ようとしていたので
携帯の充電が50%くらいしか
なかったのです…
更にそのころ持っていた
上位モデルのデジカメで
出産動画を撮ろうと
思っていたのに
暑さのせいか
デジカメが起動しなくなって
いたのです
おまけに小さな産院で
カーテン越しに
帝王切開待ちの妊婦さんがいるため
大きな声で電話することもできず
旦那と電話して話し合うことが
できませんでした
デジカメも肝心な時に動かないし
旦那とも文面では状況を
イマイチ分かってもらえないし
携帯の充電はどんどん減っていくし
付き添いの母が腰をさすってくれるも
弱すぎる力が役に立たないし
イライラしてました
実は私は妊娠が判明した時からずっと
「旦那に立ち会ってほしい」
と思っていました
しかし旦那は
「血が苦手なので無理」
とずっと言っていました
それでも土壇場になれば
駆けつけてくれるだろうと
私は思っていました
ところが
お産の進むスピードが速くて
途中で旦那に始発の電車では間に合わないから
タクシーで来てほしいと送ったら
「なんで!?無理!」と断られて
結局旦那は始発の電車に乗って
出産から2時間経った頃に
病院につきました
出産は何とか機械音痴の母に
陣痛の合間に携帯の使い方を教えて
撮ってもらいましたが
ナンセンスすぎる動画の撮り方に
残念過ぎる結果となりました…
それでもなんとか携帯の充電が
もってくれたことは
良かったな、と思います。
そうしてそれから
一睡もせずに出産を終えた私の体は
ボロボロで
トイレに行くにも立ち眩みで
倒れそうになり、
縫ったところが痛くて
まともに座れず
手に力も入らないので
昼食を出されても上手に
食べれなかったのです…
その状況下で
旦那は…
病室のソファに横になって
いびきをかいて
寝ていたのです
大きな声も出せず、
看護師さんに旦那を起してください
なんてナースコールもできず、
私は泣きながら昼食を食べました
この出産に立ち会ってもらえなかった。
一番つらい時期に
何も助けてもらえなかった。
この気持ちが
私の中でずっと消えず
常にどこかで旦那に対して
怒りがありました
今思えば、これが夫婦関係の
大きな捻じれの原因の1つだった
かもしれません。
つづく…
前回の流産した悲しみに寄り添ってくれない
のに引き続き
妊娠中も妊婦の気持ちに
寄り添ってくれなかった。
出産の時も
私の希望を叶えてくれず
ただ病院に来ただけで
全く役立たずだった。
こういった悲しい出来事が
どんどん
どんどん
私の中の怒りとして
溜まっていったんですね。