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では、自分の魂の目的を生きるのにはどうしたらいいのか。
そのためには、あるがままの自分をまるごと受け入れて愛することがキーポイントになってくるようです。
失敗してもそんな自分も許して受け入れる。どんな状態の自分も愛してあげる。今日はその辺のことを抜粋したメモを載せておきます




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理性を魂のフレイルに同調させるにはどうすればいいのだろう?唯一の方法は、愛する価値が何よりも自分の魂にあるということを理性に納得させることだ。まず自分を愛する必要があり、他人の長所に注意を向けるのはその次である。自分への愛を、利己主義、うぬぼれ、自己満足などと混同してはならない。自己満足は、自分を他人の上に持ち上げることで生まれ、最も過剰なポテンシャルを発生させる。自分を愛するとは、自分の独自性を理解し、すべての短所とともに自分をあるがままに受け入れることだ。あなた自身への愛には、どんな条件もつけてはならない。さもないと、それは過剰ポテンシャルに変質してしまうからだ。


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自分を愛するためには、高所に祭ってある重要性を引きずり下ろし、他人の基準を賛美することをやめよう。自分自身の基準を設けることを誰も禁じていない。他人にあなたの基準を追いかけてもらったらよいではないか。自分の内的重要性を振り払い、自分を解放してあげよう。他人の基準に合わせたり追いかけたりする義務はあなたにはない。重要性はあなたではなく振り子にとって必要なのだということを、いつもはっきり理解しておこう。理性全体で自分の魂を愛すれば、外的意図があなたを、自分に完全に満足する人生ラインへと運んでいってくれるだろう。もし、あなたが万難を排して自分を気にいるように持っていくと、それに惑わされた外的意図が作用して、思いもしなかった長所を発見することになるだろう。あなたから放射され思考エネルギーに自分への満足感が含まれているのなら、外的意図はあなたをつかみ上げ、実際に誇るべきところがある人生ラインへと運んで行ってくれるだろう。


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人々は何を欲していないかについては正確に知っているのに、自分の本当の望みとなると、きちんと説明することが難しいからだ。そのわけは、振り子が人々を自分の利益に従わせ、人々に偽りの目的を押し付けようとしていることで説明がつく。理性が魅惑的に見える蜃気楼の後を追いかけようとしているのに、魂は全く別の方向を向いているとしたら、魂と理性の一致などあり得るわけがない。加えて人々は振り子のための様々な仕事で多忙を極め、気苦労も多く、ただ単に腰を落ち着けて穏やかな気持ちで自分の本当の望みについて考えるということすら出来ない。特別に時間をさき、子どもの頃、自分の魂は何を求めていたか思い出す必要がある。自分の魂は何を気に入っていたのか。何を欲していたのか。何に心を奪われていたのか。時間の経過とともに何を断念せざるをえなかったのか。昔のあなたの目的が依然として魅力的なのか、自問してみよう。本当は何をしたいのか、考えてみよう。その目的は偽りのものではないだろうか。本当にあなたはその目的を心の底から望んでいるのだろうか。それとも、それを望む行為そのものをしたいだけなのか。


目的について考えるとき、達成方法については考えないようにしよう。

自分が快適な状態がどうかについてだけ考えよう。もし目的が達成されたら嬉しいのか、相変わらず心の重苦しさは残ったままなのか。



魂は言葉を理解しない。もしアファメーションを繰り返し言っても意味はない。何度も繰り返し言うよりも、一度感じる方がずっと効果的だ。、だから繰り返し唱えていることを同時に体験するような試みが必要だ。

またアファメーションは方向性が絞られていなくてはいけない。いくつかの目的ひとまとめにすること。求めている全ての感覚を呼び起こすことはできないだろう。


アファメーションは新たな感銘や感覚が伴わなくてはいけない。繰り返し言ってると当初言ってた意味が薄れてしまう。意図は自信を持ちたいならそうなればいいと、すぐ作用する

また、原因を取り除いてないのに、恐れることもなく、心配もないと繰り返し言っても意味はない。

ネガティブな表現は「万事うまくいく」に置き換えた方がいい。注文しようとするものをあたかも既に所有しているかのように思考放射バロメーターを調整する必要がある。


また魂の快適な状態を注文しても意味はない。抽象的な自己暗示では魂と理性は一致させることはできない。具体的なスライドを用いて、魂を慣らし、安心させることだけが可能


もし感情ゼロの状態になれたら、その時はアファメーションは効果的に作用する。色んな感情を取り込むことによってバランスを崩す。もししつこくアファメーションをしたら魂は耳をふさいでしまう。最も効果的なのは力を抜いた状態でストレスをかけず繰り返すこと。そうすれば潜在意識の扉を叩くことになる。



未来を案じるのではなく、今この瞬間を、生きよう。振り子はあらゆる場面で、あなたを針路から逸らそうと企てる。失敗も当然のこととして受け入れよう。全てが円滑に運ぶことはあり得ないのだ。失敗して苛立ち、自分への不満を口にする。これは振り子の罠にかかったことになる。

これを避けるために、失敗と思えるものの一つ一つと腹立たしく接するのではなく、嬉しい驚きを持って、接してみよう。そうすることで、外的意図が働き、それはあなたの知らない方法によってあなたを目的へと運んでくれる。