トランサーフィンを何かのやり方を執り行う技法にしてしまってはならない。ポイントは技法ではなく、内なる自由の認識と、自分が自分の世界の層の主であるという感覚にある。そのような感覚が到来したら、全ては自ずと転がりはじめるだろう。
そのような感覚を得るにはトランサーフィンを自分自信の生き方にする必要がある。
世界は、世界に対するあなたの接し方を映し出す鏡である。本物の鏡との違いは、反射が少し遅れてやってくるということだけだ。
自分の意図によって自分の世界の層を形成する、というものに自分の理性を馴染ませていく。
もう一つ真理として必要なことは、目的達成への手段については心配すべきではないというものだ。この心理の根底には意図の方向はバリアントの流れのベクトルを決めるという基本放送が横たわっている。この方向を目指しつつ、バリアントの流れを邪魔しないということだけが求められている。目的達成への道はおのずと見つかるので、どう現実化されるかについて知ろうとするべきではない。頭の中に目的とするスライドを維持し、調整の法則を守っていればたとえ何が起ころうとも、バリアントの流れがあなたを目的へと運んでいってくれるだろう。


もしあなたがネガティヴに思われる出来事をポジティブなものにみなそうと意図すれば、それはまさしくその通りになるだろう。
今がどんなに酷い状態でも調整を心がけるのであれば、この先には何かとても心躍る思いがけない出来事が待ち受けている、ということを覚えておいてください。どんな試験の前でも「うまく行ったらご喝采、だめであってもご確認」という具合に自分に言い聞かせてください。もし何かがうまくいかなかったとしても、それによってまだ見ぬ更なる問題を抱え込むことから救われたのだと思ってください。このように呑気な気分で運命との出会いに臨みましょう。今後は何が起ころうとも、万事うまくいきます。


忌々しい出来事が起こると「愉快、愉快」と嘘ぶき、意識的に全てをひっくり返してやります。こうした振る舞いは100%効果を発揮し、結局全ては成功に終わります。こうした接し方をすれば、出来事の展開は常に成功が待っている人生ラインへと向かうのです。リアリティを操縦するのは私であって、リアリティが私を操縦するのではない。


振り子たちは人々のエネルギーを摂取します。あなたが何かで悔しい思いをし、激しい怒りを表すと、振り子にエネルギーを与えていることになります。あなたのネガティブな強い感情を潜在的に引き起こしかねないすべてのことは、振り子によって誘発されます。ネガティブなエネルギーは振り子たちの大好物なのです。
恐ろしいことに振り子はエネルギーを飲み込むだけでは飽き足らず、何らかの方法でもっと多くのエネルギーを分け与えてくれるような行動に人々を駆り立てるのです。
もしあなたが何かで不安や緊張感を感じていると、周囲の人々はあなたが苛立つようなのとをしてくれます。それもあなたがそっとしておいてほしいと望んでいるまさにそのタイミングにです。
もしその瞬間に何かが起こるとあなたは平静を失いかねないまさにそのとき、なぜか面当てのようにそれは起こる。苛立ちが増すにつれて外部から加わる圧力は一層強まってきます。周りの人々はあなたをもっと烈しく苛立たせます。
このような振り子にどう抵抗すべきか。そのためにはどんな刺激にもネガティヴに反応することをやめる必要があります。言い換えれば高い意識性を維持し、挑発に乗ってはならないということ。刺激に対して反応することは意識してやめましょう。そうすれば周囲の人々があなたを苛立たせることは無くなるでしょう。

病気の振り子を見分けるコツはとても簡単。病気の振り子は病気やその治療についての情報によってあなたをおびき寄せようとする。もしあなたがそうした情報を無視する、つまり情報を聞き流して深刻に受け取らないようにしたのなら、振り子は意気阻喪しあなたをそっとしておいてくれるだろう。これは振り子から身をかわす方法だ。もしあなたが病気やその治療に関する情報を小気味良い高笑いや嘲笑で迎えるのであれば、振り子は恐れをなしてあなたの前から姿をくらますだろう。これは振り子の消滅である
それでも振り子には捕まりやすいので、健康な生き方を志向する信奉者になれば、病気との辛く憂鬱な闘いと比べ喜ばしくやりがいがあるものにかわる。健康的な人生ラインの周波数で思考エネルギーを放射していれば、その人は病気どころではないのだ。健康増進の振り子に加わればいいこと


追記

こちらのブログにて、著者のヴァジムぜランドさんへのインタビュー部分が載っています。
振り子についてわかりやすくまとめてあるので、良かったらどうぞ