自然界のDEVA達展

~ぜんまいへのラブレター~

$DEVAと共に人と自然をつなぐSUN(´▽`)


たしか、あなた達にわたしが会ったのは雨上がりの肌寒い5月。
山先輩に山へ連れて行ってもらった時だった。
私はさむくてぶるぶる震えていて、おまけに息も白かった。
周りはたくさんの木々に囲まれていて、しいんと静まり返っていた。

地面を見ながら歩いていると、わたしとおんなじ
白い息をはいているあなた達をみつけました。
毛に覆われていますが、それでもさむそうに私にはみえました。
でも、あなた達はぎゅーっと三人で体を寄せ合っていましたね。

まだ小さいあなた達を見て私は、意味も無く
わくわくしていました。

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わたしは、小さい時から実はあなた達の存在がなぜか
気になって気になって仕方なかったのです。

毛で耳を塞いだようにして丸まっている
あなた達の格好がおかしくて、かわいらしくて
たまらなかったのです。

ばあちゃんとじいちゃんが、あなたを山から採ってくると、
私は茶色い綿毛をはがすのがとっても楽しかったのです。