ラウンドの心得として | Sun-der(サンダー)のゴルフブログ

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ゴルフにまつわる事業のことを色々発信していきます☆

少し前になりますが、ゴルフに行って思うところがありました。


その日のゴルフ場はコンペがいくつか入っていて、平日なのに大賑わいだったようで、ゴルフ界で仕事をしている私としても、いくらそのゴルフ場とは関係のない人間とは言え嬉しく思っていました。


急の予約で取ったらしく、私たちの前半は1番(OUT)スタートトップバッターの7:30スタート。


私たちの組は3人ですし、ゴルフをよくやっている人間ばかりでしたので、会話も楽しみながらもさっさと回れる人間ばかりです。

で、逆に7番ホールでキーパー(ゴルフ場のメンテナンス毎朝18ホールして下さる方々)に追いついてしまってw、その後順々にメンテナンスされるのを待ちながらも2時間を切って回ってきました。

しかし、、、午後の10番(IN)からは、前半INスタートの方々の最後にくっつくことになるので
、待たされて待たされて3時間かかってしまいました。

同じ9ホールに1.5倍の時間がかかっています。。。






聞かれたことがあると思いますが、ゴルフはよく『紳士淑女のスポーツ』だと言われます。


ゴルフクラブシューズ、ウエア、だけでなく練習代、プレー代、足代etc・・・

確かに掛かる費用が際限なくw
それゆえ『お金持ち=紳士淑女』のスポーツというイメージがあるのかも知れません。





『お金持ち=紳士淑女』なんて誰が言い出したのでしょうか??



本当の理由は全く違います。





ゴルフの特徴として、おそらく数多くあるスポーツの中でも珍しいのですが、、、


ゴルフは審判がいない


スポーツだということです。



つまり、『不正は働かない。各自が各自の良心に基づいてフェアプレーを遵守する。』というのが前提にあるのです。


もちろん試合などでは、競い合う全員がフェア(公平)でなければならないため、イレギュラーな場面に対応した救済方法や数々の規定が細かく決められており、対処を間違えばペナルティを課せられたり、最終的に失格になる場合もあります。

けれど、それは審判が下すわけではなく、個々の『良心』により、本人もしくは同伴競技者に委ねられて、試合・競技であれば競技委員がその申告に対して結論(ペナルティか失格か)を下すだけです。


プライベートでのラウンドの場合は、救済方法なども多少アバウトであっても構いません。

私も基本プライベートラウンドなので、スムーズな進行の妨げになるような場合は適当な救済で先に進むようにしています。
学生時代に体育会系のクラブに入っていたこともあって(そもそも家族でラウンドの時はきっちりルールにのっとってプレーさせられるスパルタ教育だったので、、)、多少ルールもわかるのですが、プライベートの時はちょっと自分に甘くしていますw




ただ、競技・プライベートに関わらずどんな場合も守られるべきものがあります。


それは、『マナー・エチケット』です。


ゴルフのマナー・エチケットとは、

同伴競技者及び前後の組、更には同じゴルフ場で同じ時間を過ごす他のプレーヤー、ゴルフ場勤務の方々。。。すべての人がその日1日気持ちよく、楽しく過ごすためのものです。

先程上げた「スムーズなプレーの進行」を目指すのも、この面からです。

『同じ組に迷惑をかけない(基本自分のことは自分でする)
 前の組に迷惑をかけない(ボールを打ち込まない)
 後ろの組に迷惑をかけない(待たせない)』

がラウンドの基本です。



一日中ゴルフ専用チャンネルテレビ をお店で流していますと、アメリカのいろんな方のレッスン番組があったりするわけですが、その中でとあるプロが、

『いろいろラウンドするにあたって重要なポイントがありますが、特に重要なのは「プレー・ファースト」です』

と言っておられました。
今現在、遅延プレーは全世界共通の課題であるのだなと感じました。




クラブハウスに入る時から、プレーを終了してクラブハウスを後にするまで、、、
意外と気が抜けないのがゴルフなんです。

「楽しみに行ってるのに、他人のことまで考えるのは堅苦し過ぎる!自分たちが楽しければ関係ないふきだし怒り」では紳士淑女とは言えません。



前置きが長くなりましたが。。。



何故ゴルフが紳士淑女のスポーツなのかと言いますと、


『不正を働かず、どんな場合もフェアプレーを遵守し、誰に対してもマナーとエチケットを忘れない』ことこそゴルファーとして1人前です。
かつてのゴルフ場では「ゴルフクラブに出入りする人間はこれらを守ることが出来る人=紳士淑女 のみ入場を認める」
とされたところから、『紳士淑女のスポーツ』と言われるようになったのです。



会員も自分のホームグランドに連れて行く以上、恥をかきたくないこともあり、そういう相手をゴルフ場に連れて行きましたし、連れて行ってもらう側も、会員の顔を汚すわけにいかないという意識がありました。

ゴルフ場で初めてラウンドする迄に相当練習をし、周りに迷惑をかけない程度にまで上達しないとラウンドできなかったのも、そういう理由からです。

私がまだ大学生だった15年ほど前でも、ある格式のあるゴルフ場では、100が切れないぐらいのスコアだと、キャディーさんに「もう少し上達してからいらっしゃい」と言われたほどです。



しかしバブル崩壊以降、しばらく経ったころから日本のゴルフ界も厳しい状況に陥り、今はもう『会員制』に頼ってゴルフ場を予約することも減り、会員以外でもインターネットで大概のゴルフ場は入ることが出来るようになりました。
また、気軽にセルフプレー(キャディーを付けずにまわる)で回れるゴルフ場も増えてきて、またゴルフ人口が増えつつあります。

それは大変喜ばしいことです。



しかし、それによってスロープレーの増加やマナーの低下が、ゴルフ場では深刻な問題になってきています。

『会員制』によって受け継がれてきたマナー・エチケットの面が、すっかり受け継がれる場所を失ってしまったことが、その原因の一つだと言えますが、だから仕方がないとも思えません。




なので、もしゴルフをされていらっしゃる方がおられましたら、一度自分やお仲間のプレースタイルを振り返るきっかけにしてくだされば、と思い書いてみました。

また、ゴルフをされていない皆様は、回りにもしゴルフをされる方がいらっしゃれば、一度「なぜゴルフは紳士淑女のスポーツなの?」って聞いてみて下さい。
きっと答えられる方はなかなか少ないと思いますよ。



以前、この話をネイルサロンでネイリストさんにお話したら、『ゴルフの印象が変わった』と言ってもらえました。皆様はいかがでしょうか?