別に罹患歴が長いほど偉いってわけではないのですが
私は病気がわかってから7年間
新しい治療法についてはことあるごとに
調べて情報を仕入れています
私よりも長くパーキンソン病を患っている方はもっと長い期間調べているはず、、、
IPs細胞の研究に関係していえば
財団が寄付を募っているので、寄付をし続けるかたもいます
↓
IPs財団
実際にはIPs細胞の移植にはかなり治療にお金がかかるために
もし問題はなく移植できたとしても日本の医療保険の仕組みでは実現ができるのかどうか、
という議論がまずあります
最初かかった移植費用は1億円
その後でもひとりあたり1000万円とか、、、 2015年の記事
そして、少し前ですが2016年段階では
⚫︎移植後の細胞が腫瘍化することがある
⚫︎患者本人から作ったIPs細胞はパーキンソン病になりやすい素因をもっており、
病気が再現されることがある
⚫︎転倒、嚥下障害、認知機能低下などに対する効果が期待できない
という問題点があげられていました
詳しくは京都大学IPs細胞研究所サイラでみてみてほしいです
2024年
日本の7名の患者さんの治験は終わり結果に関係する報告は下記
京都大学より
https://neurology.kuhp.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2024/01/iPS_PD20240111.pdf?1706441767063
そして、アメリカでは京都大学の治験を生かして移植の臨床試験が始まったようです
アメリカの保険の仕組みは日本とは違うため(国民皆保険ではない)
アメリカのほうが始めやすいのもあるのでしょう
さて別の研究として東北大学は
原因分子を絞りこんでこの原因物質を薬などで取り除く方法はないかなどの研究に入っています
私はこちらの治療のほうが先にできるようになるのではないか(日本では)と
期待をしています
ただ私自身では新治療に期待をしすぎて
現在の生活をかえりみないようになることは避けたいために
今できる最善を尽くして体調を整えていきます