お薬の添付文書を参考に自分の過去の服薬を
備忘録としてまとめておきます
あくまでも個人的なもので体調、年齢、身長や体重、他のお薬を飲んでいるかによって
飲み方や効きめは変わるので主治医と相談

1年めの服薬 エフピーについて
パーキンソン病の主要なお薬レボドパの開始を遅らせるために飲みました
若年発症の40代以下でジスキネジアの副作用がでやすい女性である
病気がわかった時はヤール1の軽症だった
という複数の理由でエフピーからの服用になったようです。
当時はわかりませんでした。

2017年5月ぐらいから
エフピー2、5mg 朝食後1錠 エフピーはMAOB阻害薬のセレギリン 覚醒剤原料のお薬 近年パーキンソン病の進行抑制効果があるかも。との研究結果があり 同じMAOB阻害薬のアジレクト、エクフィナよりも発売が早いため薬価が他のMAOB阻害薬よりも安い
病気初期ではエフピーでもアジレクトでも効果には大差ないと言われています
エクフィナはパーキンソン病が進行してきてから飲むお薬のため
通常はパーキンソン病がわかってすぐに処方されることはありません。
またパーキンソン病でエフピーだけで飲むことが日本で許可されたのは2011年ごろから。
そのためそれ以前には日本でエフピーから服用開始されたかたはいないことになります。






下記エフピーOD錠2、5mgの添付文書より抜粋
*レボドパ含有製剤を併用する場合:
通常、成人にセレギリン塩酸塩として1 日1 回2.5mgを朝食後服用から始め、2 週ごとに1 日量として2.5mgずつ増量し、最適投与量を定めて、維持量とする(標準維持量1 日7.5mg)。1日量セレギリン塩酸塩として5.0mg以上の場合は朝食及び昼食後に分服する。ただし、7.5mgの場合は朝食後5.0mg及び昼食後2.5mgを服用する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが1 日10mgを超えないこととする。

*レボドパ含有製剤を併用しない場合:
通常、成人にセレギリン塩酸塩として1 日1 回2.5mgを朝食後服用から始め、2 週ごとに1 日量として2.5mgずつ増量し、1 日10mgとする。1 日量がセレギリン塩酸塩として5.0mg以上の場合は朝食及び昼食後に分服する。ただし、7.5mgの場合は朝食後5.0mg及び昼食後2.5mgを服用する。 
なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが1 日10mgを超えないこととする。



高齢者では、起立性低血圧があらわれやすいので、増量にあたっては、血圧のモニタリングを行うなど、患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。

エフピ−錠2 . 5 のレボドパ含有製剤併用及び非併用患者を対象とした市販後調査で収集した安全性解析対象症例において、65歳以上の症例における副作用発現症例率(食欲不振、せん妄、幻覚、起立性低血圧、嘔吐、歩行異常)は、65歳未満の症例に比べて高い傾向が認められている。また、75歳以上の症例では、食欲不振、幻覚、起立性低血圧、悪心、歩行困難の発現症例率が、75歳未満の症例に比べて高い傾向が認められている。

要約すると
エフピーOD錠2、5mgの飲み方は
朝食後2錠 昼食後2錠 の1日10mgがマックスだが
レボドパ含有製剤(メネシットやドパコール、マドパー等)と併用する場合には
1日の維持量は7、5mgが標準。(朝食後2錠 昼食後1錠。)
2、5mg1錠、朝食後から服用を始め2週間ごとに2、5mgを1錠ずつ増量。
効きめがちょうど良いところまで増やす。

6ヶ月飲み続けた場合と1年間飲み続けた場合では
1年間飲み続けた場合のほうが少しではあるが効果が増したという
実験結果あり
また軽症初期の場合は8割超効きめがあり中等度の症状の場合は5割ほどの確率で
効果があったという実証研究あり。


おもな副作用
悪心。吐き気。不眠。高血圧。低血糖。食欲不振。血圧低下。
抑うつ。傾眠。

抗うつ薬は併用不可。禁忌。
65歳以上の場合は副作用が出る症例が65歳未満よりも高い。
糖尿病のかたうつ病のかたはエフピーを飲まないほうがいい。

※1年間飲み続けると効果が増すという研究結果が
お薬の添付文書に書かれていて
これは今はじめて知りました。
自分がエフピーを飲んでから
3年めに副作用で抑うつ症状が出てきたこと
食欲不振になったことの説明がつくなぁと
今頃わかりました不安びっくりマークびっくりマーク
さらにやはり効きめを実感するには1年間という長いスパンで飲み続けてから
わかるということも再認識。
さらに約5割は中等度の症状がすでにあるかたは
効きめ感じないということも実験結果として出ているんだなと思いました。



 6年間の服薬歴



服薬歴
2017年エフピー2、5朝1錠
2018年エフピー2、5朝2錠

2019年エフピー2、5朝2錠ミラペックス朝0、375錠
変薬増薬
2019年12月メネシット1日150mg
ニュープロパッチ9mg
2020年同上
2021年7月メネシット1日150mg
ニュープロパッチ13、5mg
2022年1月メネシット1日250mg
ニュープロパッチ13、5mg
2022年10月メネシット1日300mg
ニュープロパッチ13、5mg
2023年6月メネシット1日300mg
ニュープロパッチ18mg
2023年10月メネシット1日300mg
アジレクト1mg
ニュープロパッチ13、5mg