ゴーン・ガール | Bambiとダンス

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京都出身。映画・海外ドラマ・音楽・本が好き★マイペース更新、ぼやきブログ



2015年最後に観賞した映画は「ゴーン・ガール」でした。


なぜかこれは2015年中に観ておきたい!と強く思ったのです。

面白かった! 観て良かった! 後味悪いけど笑


デイヴィッド・フィンチャーらしい映画でした。

後味の悪さもそうだし、色味を抑えた画作り

人間のえげつなさを描いてる映画が多いのに

どの作品も視点が俯瞰的だから、ちっとも人間臭さや生活感を感じない。




妻 “ 完璧 ”な妻・エイミーを演じきったロザムンド・パイクが恐ろしくも素晴らしいビックリマーク

冒頭のシーンから“引っかかり”を感じるエイミーの表情。

映画のラストでもう一度同じシーンが流れて

初めは「?」だったセリフも、エンディングでようやくその意味が理解できるという憎い演出も好き。

プライドと偏見 」では

素敵なお姉さんにしか見えなかったロザムンド・パイクの演技が絶妙です。

ロザムンド・パイクの演技も、エイミーというキャラクターそのものも、エイミーが辿る数奇な人生も

どれも面白くて目が離せなかった目



夫 そんなエイミーと対照的な

間抜けな夫・ニックを演じたベン・アフレックの存在感もいいきらきら!!

あの隙のある普通っぽさが何とも言えません。

ベン・アフレックは「そんな彼なら捨てちゃえば? 」でも普通っぽいのが良かった記憶。


「突然大事件に巻き込まれた善良な一般市民」感全開メラメラ

大きな荒波にもまれてる中でも「良識のある自分」「いつもの自分」でいようと努めるニック。

自分も同じ立場だったらそうするだろうな汗


怒ドクロ相手がどれほどの悪意をもって、どこまで本気なのかはなかなか判断し難いところ。

親しい間柄であればあるほど、判断が遅れてしまう。

相手の出方を窺っていたら優しい方が損をする。

あぁ理不尽・・と思いつつ、ニックは多少自業自得なところもあるので同情できない部分も。


ボーっとした木偶の坊みたいな風体から

映画後半ではガラっと変わって一気に攻めの姿勢を見せるニックの変わり様が爽快かつ面白かった。

でもやっぱりエイミーが一枚上手でしたね複雑

↑この場面、映画を見ている側は冷静にツっこむけど、
こんなカオスな状況下に置かれたごく普通の人は
パニック状態の中で一所懸命に対応してて、言われるがままに反応してしまうんだろうな~と。 そう思うと笑うに笑えないガーン


新聞一部で「ブラック・コメディ」と評されるのも納得。

人間の愚かさ、浅はかさ、過熱する報道、マスメディアに踊らされる一般人、

印象操作、不倫の結末、結婚とは・・・等々

いろんなことに対する皮肉が満載の映画でした。

独身者が見るより既婚者が見たほうがいろいろ思うところがありそうな感じガーン



“ 「少々繊細な人で・・」が「クソ女」の言い換えだってことは暗黙の了解でしょ ”


兄と違ってしっかりものの妹と、セレブ弁護士がいいキャラでした”

でもセレブ弁護士も「妻殺しの夫専門の目立ちたがり弁護士」だから

ニックにとっては強力な助っ人となったけれど、一慨に「良い人」とは言えないのがね・・汗