教える側と学ぶ側、それぞれに大切なこと | 数秘術・レイキ・ファッションロジック 「日日是好日 毎日をちょっぴりハッピーに」

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こんばんは。

喜多川恵凛です。

 

子どもたちが夏休みに入ったのですが、

早々に、いろいろとペース配分が乱れて、の調整をしております…^_^;

 

気がつけば、

ブログの更新も日があいてしまい、1週間も!?

 

自分の中でも

時間間隔がちょっとおかしくなっているかな(笑)

 

 

 

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さて、今日は『教えること』と『学ぶこと』ということに関して

少し書きますね。

 

先日、久しぶりにお会いした方から、

今この様な事をがんばっています…とご報告をいただきました。

 

とあるビジネスセミナーをご受講。

現在、四苦八苦しながら課題に取り組んでいられるようです。

 

慣れないことを始めると、

いろいろと恐れが出てきたり、観念に縛られたりします。

 

心の面ではホメオスタシスも働き、

無意識に、元の状態に戻ろうという動きも出てきます。

 

先日も、

「これができなくて…」

「こうしたことがわからなくて…」

 

「なんとかやらなくちゃ、と思うのだけれども…」

「気持ちも落ち込んでしまうし…」

というようなお言葉がありました。

 

 

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こうした状態というのは、

受け手側、受講者側にはよく起こることです。

 

あなたができないのよ、ダメなのよ、ということではなく、

多かれ少なかれ、心理的な働きとして、

 

初めての事に向き合うと、

人はこうした状態が起こる、ということ。

 

大事なのはこれを

教える側である講師が、ちゃんとわかっているかどうか、

ということなのです。

 

今までも、何かの折、感じてきたことなのですが、

セミナー講師をされている方は、

 

その筋で成功をした

『名プレーヤー』であるものの、

 

教えることや、伝え導くことである

『教育者』という視点が抜け落ちているのではないか、と

感じることがありました。

 

確かに、受講者側の質、

やる気と、行動力、

これはもうすべてのベースです。

 

ですが、先ほども書いたように、

そのやる気と行動力が、順調に進まないのも、

ある面では自然な姿として受講者側には起こり得るのです。

 

それを教える側がきちんと把握をして、

どのような手立てをとっていくのか、

 

1人1人、タイプが違う受講者の気質や性格、

受講に至る背景を理解し、

 

生徒が少しでも成長し、

前に進んでいけるように、

 

教え伝えていることを、

身に着けられるようにしていくか、

そこが講師の力量です。

 

受講者の状態が今、どういった状態で、

心の面ではどのようなことが起きているのか、

 

そして、実際の行動の部分では

何につまづき、何ができないでいるのか、

 

『育む』『成長する』という視点が抜け落ちていると、

あの受講者は結局、教えている事、

伝えていることをやらないから…という、

 

受講者側の問題にしてしまって、

終わってしまうことがあります。

 

確かに、ある面ではその通りなのですよね。

 

同じ内容を伝え、同じように教えているにもかかわらず、

やる人とやらない人がでてきます。

 

やれる人と、やれない人、とも

言い換えることができるかもしれません。

 

教える側からすると、

とにかく素直に教えたことをやってくれたら

結果は出るのだから、つべこべ言わずにやってよ…ということ、

 

ホント、それだけだから!ということ、

その気持ちもよくわかります。

 

実際、たくさんの方を教えていくと、

伸びる人、結果を手にしていく人の特徴がわかってきます。

 

素直に、教えてもらったことをやること、

行動をすること、量をこなすこと、

 

本当に、その部分は大事です。

 

やるかやらないかは、

やはり受講者側の問題でもある。

 

ですが、バッサリと…

あなたがやらないからですよ、と、

 

その一言で終わらせてしまうのは、

教える側としてもある面では未熟であることも、

ここで記しておきたいのです。

 

受講者側の苦しむ気持ちを聞くたびに、

残念な気持ちになるのです。

 

また講師ビジネスというか、

資格を取って、教える側になりましょうという、

 

その流れを作っているセミナーに関して、

扱っている商材のことだけではなく、

 

こうした『教えるということ』に対して、

人が変容し、成長をしていくというプロセスに関して、

学ぶ時間をしっかりと持ってほしいという願いもあります。

 

『先生』という立場になるということは、

ノウハウを伝えるだけではなく、

 

受講者側が成長し、

教え伝えたことができるように、身につくように、

 

どういった手立て、サポート、声掛け、ツールを

どのようなタイミングで授けていくか、与えていくか、

 

そうしたことがとても大切になるのです。

 

テキストを読み、やり方を伝え、

あとはこの通り自分でやってね、

 

やらない人は、自分に力がないだけだからね、

教えることはもう全部、伝えたから。

 

そして卒業の時期が来て、

はい、さようなら…という流れは、

 

講師側にとって、

セミナービジネスのシステムとして成り立つことだと思いますが、

 

受講者側、学んだ側にとって、

なまじかじっただけの、取り残されていく時間になっていないか、

 

そのあたりのお話を聞くたびに、

胸が痛むのと同時に、『教える』ということに関しての大事な部分が

抜け落ちたまま、講師が誕生してくことに疑問も生まれます。

 

 

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今ここで書いたことを読んで、

受講者の方は、受講者の方で、

 

いろいろと感じることもあると思いますが、

かといって、講師や先生を責めるのもまた違います。

 

学ぶことに関しては、

やはり、主導権は自分です。

 

先生はあくまでもサポート。

なにをどうするか、やるかやらないかは、

やはり、自分自身です。

 

先ほども書いたように、

初めてのことに関しては、人は恐れや抵抗が出てくるものです。

 

自分にも、そうした仕組み、働きが

今起こっているだけなのだ、とある面では冷静に分析することと、

 

その恐れや抵抗から脱却する方法は、

行動をすること、量をこなすことだということを理解することです。

 

ですから、シンプルに

やるだけ、なのです。

 

1週間でできる人もいれば、

1カ月でできる人もいいます。

 

もしかしたら、仲間の中で後れを取っていたり、

成果が出ずに焦ったりしている人がいたら、

 

自分は時間がかかるかもしれないが、

できないわけではない、と、

自分にそう声をかけてあげてください。

 

決められた期間に、決められた数や目標を

達成できないかもしれません。

 

でも本当に大事なのは、

そのセミナーの最中に結果を出すことではなく、

(もちろん、これはこれで大事なことですが。)

 

それを学び、身に着けて、

1年後、2年後…5年後…

 

それを手にして幸せに生きている、

自分の姿がある、ということなのです。

 

器用な人はすぐに結果を出しますが、

課せられた期間が終わったら、パタッとやらなくなる人もいます。

 

今学んでいること、手に入れようとしていることが、

後々の、自分の人生にちゃんと活かされるように…

 

経験と、量を、こなしていくこと、

亀の歩みでも、歩みを止めずに、歩み続けること。

 

恐れと抵抗とに向き合いながらも、

ある面ではやり続ける、その姿でいてください。

 

内面も外見も、ある面では

『劇的に変化しない』ことが大事です。

 

こうなりたい、こうなろう!

そう思って、今、それらを学んでいるのだと思いますが、

 

劇的ビフォーアフターのように、

ガラッと変化をしなくて大丈夫なのです。

 

ただ、言われたこと、教えてもらったことに関しては

ひとつひとつ、素直に向き合っていくことです。

 

 

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教える側も、学ぶ側も、

それぞれの立場で大事なことがあります。

 

それぞれ、お互いのせいにせず、

ある面ではちゃんと、自分の責任で、自分事で、

 

それらに向き合っていくことが

なによりも大切なことなのだと思います。

 

感情に振り回されている時には、

少し、冷静になって、

今の自分を感じていくことが大事です。

 

教える側に立つ人は、

自分の生徒を信頼すること。

 

恐れや観念からつまづくこと、

前に進めなくなることは多かれ少なかれ出てくることです。

 

時には厳しく、時には優しく、

受講者をサポートし、

 

前に進めるよう、どう手立てをとるか、

ここが教え導く側の腕の見せ所であり、

この仕事の楽しさ、喜びでもあります。

 

必ずこの人は成長をし、

望む世界を手にするのだという、揺るぎない信頼。

 

教える側も学ぶ側も

同じひとときを共に過ごすのですから、

 

いい学びであった、

素晴らしい時間であったと、

 

お互いがお互いそう思えるような、

卒業後も、信頼関係が続いていくような、

 

そうした時間、ひとときが

今ここにあってほしいと思います。

 

 

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今日はちょっと熱血えりんで(笑)

 

受講者側のいろいろな気持ちを聞くたびに、

講師は何をしているのだろう、

 

こうしたときにこそ、手だてがちゃんと必要なのに…と、

そのような思いが浮かんでいたことが多くあったので、

今日は書かせていただきました。

 

もちろん、自戒の意味も込めて。

 

お金と時間をかけて、

自分の人生をより良く変えていこうとする、その姿を

残念な形で終わらせてしまうことは悲しいことです。

 

『教えること』の中には、

必ず『教育者』である視点は大事です。

 

人は必ず、前向きに成長できること。

信頼していきたいです。

 

 

 

心と外見を美しく整えて

 

毎日をちょっぴりハッピーに

 

すでにちょっと夏バテぎみ…あと1カ月、体調を整えていこう~の喜多川恵凛でした。