mamaマスの先輩・まよさんの

いっぺん死んでみる
~今を生きるWS~

私がこのWSを受講したかったのは

自死した母と生まれながらの障がいがあっても必死に生きようと頑張っている次女の間に挟まれた私の心がとても苦しかったから
(次女はみんなに支えられながら元気に過ごしています)

私がどんな気持ちでいれば良いのか分からなく、それが知りたかったから

2回ほど受講出来ず悔しい思いをしたけど…

旦那さんに母が自死したことを話せた後の受講だったので申し込んだ時の気持ちと全然違ったので

この日が私にとってベストのタイミングを待っていてくれたように感じる時間でした

まさに必然

罪悪感が最後は笑いに変わってしまった時間でもありました


やっと受講できたWS

お互いの自己紹介から始まりまよさんがNICUにいた頃の話を始めた瞬間から涙が止まらなかった

あの頃の怖かった気持ち、辛くても笑顔で頑張っていた話を聞いてくれる人がいる、分かってくれる人がいるだけで心って癒されていくんだな〜
当時、我が子なのに触れるのが怖いと思っていた私がホッと安心した時間になりました

そして

私は両親の死にとても罪悪感を感じていました

母はうつ病になってから別人のようになってしまい一緒にいるのが辛くてとても冷たく接していて

友人の結婚式のため髪の毛を結ってもらおうとしたけどなかなか上手くできない母にイラついて『もういいよ』と言ったのが最期の会話でした

もっと優しくしていれば…
あんな言い方しなければ…
自死しなかったかも…


実家に帰った時、父は体調が悪そうでしたが風邪だから大丈夫、と言っていました
寝てれば大丈夫、となかなか病院に行かずやっと病院にいったら肺炎と診断されて入院することに

たまたま兄が帰ってきたので様子を見にいくようお願いしました
かかりつけ医から救急車で病院に行く予定でしたが兄が行ったので兄が病院まで送ることに

救急外来受付するところを一般受付をしてしまい2時間くらい待たされてしまって病状が悪化

入院して治療すれば元気になれる、と思っていたのに亡くなりました

もっと早く病院に連れて行けば…
あの時兄に様子を見てきてと頼まなければ…
救急車で運ばれていたら…
助かっていたかも…


あの時あんな態度を取っていなかったら
あの時あんな事を言わなければ
あの時もっと早く気づいてあげられれば

私の行動、言動で両親が亡くなってしまった
私は自分が両親の死を早めてしまったような罪悪感でいました

でも、まよさんとやり取りしていくうちに


私は神なのか?

私は人の死をコントロールできるほどの
力があるのか?

私は自分を何様だと思ってるの?

と思わず笑い出してしまいました


私には両親の死をコントロールすることなんて出来なかった

もちろん父も自分の死をコントロールすることなんて出来なかった

自分でさえも自分の死はコントロール出来ないのに、自分で決断した母は幸せだったのかも…とさえ思えました
(決して自死が良いとは思っていません)

私がみているのも辛かったのだから母はもっと苦しくて辛かったと思うから余計に思いました

私の言動・行動で両親は亡くなったわけではない

誰も死をコントロールすることは出来ない

そしたら私の中の罪悪感が見事にひっくり返りました



父は最期に『先生、まだ死にたくないなー』と言ったそうです
ICUで今できる最高の治療を施してもらいましたが数日後に亡くなりました

義母は『私は誰にも迷惑をかけないで死にたい』と言っていましたが脳梗塞で倒れ意識のないまま寝たきりで2年半生きました
喉を切開してたんの吸引し胃ろうで栄養を入れ点滴をし今できる治療を施してもらいましたが義母がそれを望んでいたのかは誰にも分かりません

自分が望んだ死を迎えるって難しいとつくづく思いました

だからこそ自分はどうしたいのか家族に伝えておくことが大事だと思いました

なかなか死について話すということは考えてしまうけど伝えておくことが残された家族の幸せに繋がると思いました


そして、

母が亡くなった時、私は母が自死したことを
誰にも話してはいけない
誰にも知られてはいけない
と決めました
どんな風に思われるのか怖かったからです

でも

・親しい心を許した友人に話すことが出来ました
mamaマスで仲間に話すことが出来ました
もりえみちゃん起業塾で話すことができ旦那さんに話す勇気をもらいました
・1番分かって欲しかった旦那さんに話し分かってもらい気持ちがとても楽になりました


話しても私が恐れていたことは起こらなかった

むしろ大変だったね、辛かったね、Sunnyちゃんのせいじゃないよ、お母さんのこと許さなくても良いよ…とたくさん寄り添ってもらいました

話すことで怒りを出せて、寄り添ってもらい悲しみ、不安、辛かった…をやっと感じることが出来ました


そして、

母の愛を感じてもいい
母のことを許せない時があってもいい

どっちも私の感情だから
私がその時感じたことをそのまま感じてあげれば良い

両方あっていい、と思えると気持ちがすごく楽になりました




YouTubeを観て

役に立てなかったことが、実は役に立っていた

を聞いて癒されました

とっても長かったけど、話して聞いてもらうとどんどん気持ちが変化していきました

話したらどう思われるか怖かったけど

話したら優しさがいっぱいあるを感じることが出来ました

母が亡くなって、来年で30年経ちます

ここまで長かったけどみんなに助けてもらいながら、私もよく頑張ったね!!と褒めてあげたいです!

今回のブログも怖い気持ちはあったけどたくさんの優しさを感じられたから勇気が出せました

最後まで読んでいただきありがとうございました