前編からの続きです!

 

ハウスメーカー/工務店の担当さんにつて、前回はいい担当さんに出会うためには、をテーマに一般論でしたが、


今日は後半として実際の相性がイマイチだったなーと思う担当さんの事例を書いてみます。

 

 

  われわれにはアレだった担当さんたち

 

① 地域で強い工務店の営業さん


ひとつめは地元ではけっこうよく名前を見て、かつデザイン的もカフェ風なおしゃれな家を作る。工務店の営業さん。
 

営業の方の第一印象としては、夫婦で見事一致して、「昭和の不動産屋滝汗

挨拶時は若手のシュッとしたお兄ちゃんと会話してましたが、後からザ・不動産屋さんが登場です。
 
いろんなことを歯切れよく説明、そして色々質問してみても思い切りのよい自社アピール。

説明の後「今から現地見に行きましょ!」みたいな感じで。実際のおうちも(お仕切られる形で)見せていただくことになりました。
 
 
・・このパターン、わたしはどうもあんまり相手の言葉が信用できなくなって、ダメなんですよね。

ダメなことでも契約するまでは出来るっていっとけ!」みたいな。(若い子はついていけるのかしら)
 
割と初期から、直感で"どうかな〜" と思っているケースってだいたいアカンのを再確認する、って結末多い気はするんですよね、人間すごい。

 
この会社は土地とセットで提案もらえたんですが、土地になんとなく割安感があるな…と感じてました。

なんか相場より安そうですね〜と話振ってみたものの、その場は特に説明なくスルーされる。
 

でも家帰ってから調べてまると、その土地は前面道路が私道でした。(少なくとも契約時には説明義務あるやつ)


聞いていた土地面積も、どうも私道負担分を含んでいるのかも。もしそうなら、実際に建物に使える広さは聞いていた数字よりも狭くなるはずむかつき
 
 

いやいや、まだ分からない。

 
まずはジャブとしてメールで「土地が相場より休めだと思うけどなんで?」って(カマかけて)聞いて見たところ

 

「そういってもらえて嬉しい!うちの実力です!」的な回答が返ってきまして。ポジティブ。


 
さらにつっこんで、こちらから「あれ、これ前面道路私道じゃないの?」と聞いてみると、
 
「私道ですが大丈夫です!あえてデメリットを挙げればいくつかありますが、デメリットありません!」(意訳)というご回答。
 
 
はい、終了!!オエー
 

(ちなみにこの件をきっかけにお断りを伝えてもやり取りは続き、最終的には「お詫びを込めて別のもっといい土地見つけてきました!もう一回だけお願い!」と言うメッセージをもらいます。つよい・・・)
 

育ってきた環境が違うので、相手によっては嘘でしょ!?って対応が出てくることありますが、やってる側は全く気にしてなかったり。

気にしてしまう側だけが、ゴリゴリ精神を削られるので、温度感のズレが激しいと後々にダメージを受けることになる気がします。

 


② 大手メーカーの敏腕設計さん

 
こちらの例は打って変わって大手の、しかも折り紙付の設計士さん。営業さんいわく、社内でも評価されていて、担当になってもらえるのはラッキーだとか。

話も明快、受け答えも明確。打ち合わせでの装いもスタイリッシュです。昭和感はゼロニヒヒ

 
え、これ何が悪いの?って感じですよね。悪くないんですよ。いいんです。
 

でもなんかこう、実績に裏打ちされた自信マンマンな感じはあって。打ち合わせ終盤はなんかこっちが気を使って打ち合わせしてたような気もするんですよね。
 

印象的だったエピソードもあって。

自分たちの希望の間取りならおそらく2階に水回りを持ってかないといけないぞ、と思い始めた我々。

敏腕さんに、「2階水回りってなんかデメリットありますかねー?」と聞いてみる。

「正直、デメリットないですね!」

とのご回答。
(横にいた営業さんが「ライフスタイルとかも考えると〜」とちょっとフォロー入る。)


提案も複数の土地でもらえたんですが、2階リビング前提で、なんかこうシュッとしてるお家(語彙)。

こちらのパターンは実力はきっと十分だったのかなと。ここと契約したとしたら、誰が見てもいい感じの家を作ってもらえた気はします。

でも自分たちの思いが入った家にはなりづらかったかもなぁ・・、と思います。こうプロとしての正解で進めることになって、素人なりの考えと思いを形にするステップが薄くなりそうというか。
 
 
なので、最後はほんとに相性だと思うですよね。事実、その敏腕さんの設計で建てたお家見学させてもらっいましたが、施主さんとはめちゃくちゃ良い関係だなーと思いましたし。
 

ダメではなかったそのほかの営業さん

 人柄も、誠実さも文句なしだった営業さん。家自体のイメージがどうもしっくりこず最後にお断りになりましたが、できればあの人とも家建ててみたかった…。

あとは過去に何回か登場した、自社の話をしながら上手に他社ディスを、まるで息を吐くように混ぜ込む営業。彼もイチ推しなんですがよだれ 

なんでかこの人とは家づくりしててもまあなんとかやっていける気がしたので、今日のアレだったリストには入りません!ちょっと不思議。


最初の方はオンラインの打ち合わせも何度かやりましたが、多分オンラインだけのお客さんは成約率低めなんでしょね。ちょっと営業さんの熱量が低かったような気はします。


契約したら豹変した煽りみたいなのもありますし、なかなか判断は難しいですが、きっとその人との次回打ち合わせが楽しみだな〜と思えたら、波長のあう担当さんなんじゃないでしょか。



ということで、長々書いたのに結局ザ・不動産屋の話をしたかっただけのような気もしますが、少しでもお楽しみいただけたら嬉しい限りです!