アメブロ見てるといろんな投稿があって、その中に「ほんまそれそれ〜!」ってなるのもちょいちょいある。


今日は最近見たそんな ”それそれ〜” にインスパイアされて(ほぼ丸パクリで)「注文住宅の設計打ち合わせで、自分の要望を伝えるタイミング」をテーマで書いてみます!



いつものように本題に至る前の前振りが長くなったので、前後編でお送りします。(すみません)

まず今日は前編、住友林業どんな感じで設計打ち合わせ進めんのよ?編。



ほんとはインスパイア元にリンク貼るなりたいぐらい「それそれ〜」だったんですが、ご迷惑になってもいかんのでしれっとインスパイアだけさせていただく。ブログのスタンスも人によってまちまちですしね。アメブロのリブログってのも初めて調べましたが使う日は来るのか・・?



  設計打ち合わせの主要タイミング

注文住宅、契約した!


おめでとうございます。そこからはどんな家が作りたいのか、設計打ち合わせが始まります。


打ち合わせ期間や頻度は会社によって違うけど、住友林業の設計期間でいうと、うちの場合は6月の契約でそこから打ち合わせを隔週ぐらいの頻度で 10月までやってました。うちの場合は都合11回。


6月;契約 →   8月:基本設計確認 →    10月:着工合意 というのが大きなイベントの流れでした。



基本設計確認

すみりんの場合、契約から1.5ヶ月くらいで「基本設計確定」というイベントがあります。ここは間取りと、主な設備(太陽光/蓄電池とか)、建物の工法・軒・天井高など主要項目を確定するタイミングでした。


これは役所と進める建築確認申請という、家を建てる前にその家がちゃんと色んな法律を守ってますよ〜という確認に必要な内容は確定しますよ、という意味合いです。この確定後に大きな変更をすると家の着工スケジュールもズレるし、再申請のための費用も発生してきます。



なお紙でもらった住友林業の設計用資料によれば、コンセント位置含む電気設備もこの確定範囲に含まれます。


うちは「え!コンセント位置をもう動かせないの!」ってかなりビビりましたが、実際はコンセント位置くらいは確定後でも「はいはーい」くらいの温度感で変えてもらえたので、そこまで心配しなくても良さそう。(建築確認申請には”軽微な変更”という変更方法があるっぽく、建物を広くする!なんかじゃなければやり直しになったりはしない、というのが関係してそう。)




あとは窓の大きさと位置も基本設計の一部に入ってます。人がいる部屋にはこれくらいは窓の面積必要だからね、という法律がありますので。


うちの場合間取り自体は契約前からある程度決まってたけど、窓の話はけっこう時間かけました。特に視線。わしの野望としては”カーテンなしで過ごせる家”を持っておりましたが、長くなりそうなのでこの話題はまた別の機会に。




契約前にできるだけ内容をきっちり詰めとこね

おそらくですが、住友林業でもどこでも契約してから設計完了するまでの期間は原則決まっていて、設計さんはそれに遅れないように進めることが求められてます。これは契約前にどこまで内容を詳細に詰めたか、を考慮してません。多分。


どの会社も数をこなさないとお金が入って来ないので、ハウスメーカー側とすると打ち合わせ時期が長いこと=原価が上がって儲けが減る、ということですね。なので、ある程度急ぎたい会社が多いだろうなと。




ということは、契約する前に間取りをほぼ確定できるレベルで詰めてたら、その分の打ち合わせ時間を別の検討に使えるってことです。要望多いと思う施主さん、契約前から実は勝負が始まっているのです。前に書いた通り、土地と注文住宅同時購入の場合はゆっくり詰めてる余裕なんかなかったりするんですが・・。



どうも営業さんからごにょっと聞いた限り、注文住宅を買う際にハウスメーカーと結ぶ “工事請負契約”  は発注側がかなり強いようで、気に入った家になるまで年単位で設計をやり直す猛者もいるようです。会社側も黙ってなく、うちの場合は契約時の割引条件の一つに、規定の着工時期を遅らせないことが入ってたので。


工務店やハウスメーカー選びしてる場合は、どれくらいのスピード感で設計して家ができるかは聞いてみてもいいですかね。コスパを売りにする会社ほど、設計にかける時間は短めになる傾向あると思います。




着工合意

このタイミングでは完全にこれで家建てるからね!という内容が全部決まってます。


ここから先の変更は難しい・・・と思いきや、聞いていると(会社によりますが)まあまあみんなえらく柔軟に変更してる・・よね?現地で変更お願いしたりとか。わしの知り合いに家建てた人も、着工後にまぁまぁちょいちょい仕様変えたと言ってた。



どこも可能な限り希望には対応するようにしてくれてんだと思います。でもやっぱり家を建てるとなると関係者も多くて(電気、ガス屋、タイル貼りとか)、図面の変更共有が追いつかずに古い内容で工事進んでた!みたいなトラブルにも繋がりかねないので、変えないに越したことはないかと。まあ家が出来始めると「おもてたんと違う」が見つかり始めるので、諦めないほうがいいケースも多いでしょけど。相談!




ということで家作り、設計の基本の流れを書いてみました。


次の記事で本題、何か要望あるなら早めに言っとくと良いよ!というのをわが家の実例でご紹介してみたいと思います。


後編はこちらから。