住宅ローン編もいよいよ完結に!
わが家が住宅ローンをネット銀行から都市銀行に軌道修正するまでのお話、3部作もいよいよ最後です。
- ネット銀行、間に合わんくない?
- あ、そこでお支払いなんですね。
住宅ローンの裏メニュー
ひとつめ、ふたつめの記事はこちら。
提携ローンという存在
ある程度規模の大きいハウスメーカーや工務店は、提携ローンという名前で独自の金利なとがあったりします。
前もってネットなんかで各銀行の金利調べて「よっしゃこれはネット銀行や!」となってるあなた。(うちです)
営業さんに「もうほとんど決めてますんで〜}みたいなこと言うとチャンスを逃してるかも。(うちです。でも営業さんがちゃんとチラシ見せてくれて比較検討できたのでセーフ。)
何かいいことあんの?
- 金利優遇
- 特別なキャンペーン
- 手続きスムーズ
- 最後の最後の落とし穴回避(住友林業の場合)
金利優遇
これはそのまんま。提携ローンだとネットなどで確認できる金利よりも低いケースがあります。
うちの時は、りそなとか三井住友信託がかなり金利頑張ってて、急浮上。
特別なキャンペーン
さらに期間と条件によっては、提携ローンの提示よりも金利が下がるケースあり。ZEHで0.01%の金利優遇とかあって、営業さんにもらった各ローン会社の金利比較のための表だけで判断せず、キャンペーンも要確認!
手続きスムーズ
銀行もハウスメーカーも提携してるだけあって慣れたものなので、勝手にレールに乗って走ってくれる部分が大きい。
逆に自分で選んだローン会社がネット銀行の場合、担当者が固定でついてないことが多そうなんで段取りが多分大変&施主めっちゃ不安。うちはここがかなり気になって、金利も悪くなかった提携ローンに流れました。
最後の最後の落とし穴回避
これは少しマニアックな話、かつまた例の大人の事情が発動しますが、提携ローンなら余計なお金がかからないよ、というやつ。(少なくとも住友林業はそうみたい)しばしお付き合いを。
また出た、大人の事情
まず前提で、住宅ローンで家を買う場合、家の引き渡しのプロセスはバグってます。色々調べて最初はほんまに?って感じやったのが、最終的には
バグっとるやないかい!
って3回は発声した。なんやこれ。
簡単に書くと
「家を引き渡して欲しいなら先に入金済ませてもらわな困りまっせ!」なハウスメーカー
v.s.
「引き渡しも終わってへん家はあんたのもんちゃうのに、住宅ローン実行できるわけおまへんがな!」のローン会社のせめぎ合い。
家を引き渡すには支払が必要だが支払のためのローン実行には引き渡しが必要。睨み合う両者。
しまいには現金ないからローン組んでる施主が、なんとか支払うしかないみたいな雰囲気になりかねない。なめとんか。
解決策…?
このへんは大人の事情。どこかが折れないと進みません。
ただ「細けぇことはいいんだよ!」という精神を発揮さえすれば打開策が!法律の要請をうっすら無視して引き渡し前の建物を施主の名前で登記(表題登記)してしまう。
これでローン実行が可能になる(場合がある)ので、引き渡しを同日にでもやってしまうやり方があるっぽいです。でも銀行とハウスメーカーによって出来ない場合は普通にありそうなんで、きっちり認識合わせが必要
違法ってことはないのかなー。気になるなー。でも登記は所有権が移ってから1ヶ月以内ね!ってお約束みたいだしなー。でもまぁ実際はお咎めなしってことなんでしょう。
また出た、つなぎ融資
ただ住友林業はどうも聞いてる限り、ちゃんと正しい順序を踏んで引き渡し進めるっぽい。
でも大人の事情は残ったままだし、なんなら住友林業が入金前に引き渡してくれる訳ではない!
そう、つなぎ融資。引き渡しからローン実行までの間までローン借りてね💗というパターン。当然手数料は施主負担ですよ
そこで救いの提携ローン!提携ローンなら引き渡し前の残金支払を銀行とハウスメーカーでいい感じにゴニョゴニョするので、つなぎ融資が要らなくなるみたい。期間が短いけど手数料はどうせ取られるだろうし、10万くらい浮くのかな?
ということで
長々描いてきたけど、金利だけじゃないポイントでポロポロと対面で担当者がついてくれる銀行のありがたさを感じたりしたよ。というお話でした。
特に金額も大きいしやっぱりいらぬトラブルには会いたくなかった、というのは大きいのかな。今日書いたプロセスがバグっとるの件は一つの正解があるわけでもなさそうな印象だし…。(もし認識違いしてるとこあればツッコミをお待ちしてます)
いずれにせよやってみると色々あって、単純に比べられるもんじゃなかったよ!というのだけでも共有できれば満足。もしよく分からない点なんかがあれば、分かる範囲でお答えします。コメントでもメッセージでもお気軽に。