お疲れ様です。

医6の横山です。

この項は前回からの続きとなります。

まだご覧になってない方は前項より是非よろしくお願いします🙇




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2021年7月、医学科2年生だった横山少年(20歳)は滋賀医大ボート部主将となった。


決まった経緯は至ってシンプル。


「めんどくさい仕事とか雑用系は横山がやってくれてるし、まぁそのまま主将もやらせるか(by 前キャプテン)」


  終

制作・著作

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もう少し丁寧に解説しますと、元々同期が8人いましてその中で男子は僕含め2人。相方を仮にT口君とでもしましょうか。T口君はれっきとした理論派であり、複数のデータや意見を満遍なく取り入れ熟考した後に賢明な判断を下すといったアナリスト気質であったため、組織の先頭に立つというよりも縁の下の力持ちの役の方が持ち味を最大限発揮できる、というのが彼に対する最大の忖度だと思います。所々本当です、全て嘘ではないです、彼の名誉のために。(失礼)


まぁでも別に弊部は皇位継承のように『主将は男性じゃないとダメ』という明文化されたルールはないのですが、『何となく男子の方がいい』『取りまとめとかちゃっちゃとやってくれる人』『先輩に従順な人(⁈)』みたいな感じで決まるのが多いのではないでしょうか。まぁそんな感じでゆるーく決まりました。


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さて、問題はここからです。

通常、組織の幹部及び役員というものは、『業務の引継ぎ』というものがあります。「いきなり仕事やれ」と言われても後輩はできないものなので、先輩は業務の一通りの説明をしフォローをする、できれば仕事を分担して流れを掴んだ状態で独り立ちさせる、というのが理想的ではないでしょうか。


自分の時はというと、


『とりあえず、このUSBの情報見て仕事把握しといて!ほんでわからんことあったらまた聞いて!終わり!(by前キャプテン)』


  終

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まぁこんな感じでした。というか、もしかしたら部活の引継ぎなんて大体こんな感じだとは思います。僕の時のが丁寧すぎただけかもしれません。さらっと説明して後で聞くスタイルの方が、お互いのためにいいのかもしれません。この辺も議論の余地ありますよね。

(でも引継ぎ資料言うといて、無造作に並べられた作業途中のスクリーンショットみて何を学べというのだ、、、)


そして2021年当時はコロナ禍であらゆる活動、イベントが中止・自粛となり、引継ぎ資料がまるで使えない。。。

いつも部誌作成でお世話になっていた印刷業社さんはコロナ禍で廃業するわ、OBOG名簿辿ってメール送ってもアドレス無効だったりと、散々でした(泣)


そして追い討ちをかけるように、


①退部者続出

②施設、備品の老朽化

③活動縮小に伴う技術力の低下


とハード面、ソフト面の問題をダブルパンチで喰らいます。

今思うとかなり詰んでますよねこの状況。


しかもこの時点での現役部員数なんと、、、


【15人】


(内訳)

男子プレ5人

女子プレ5人

マネージャー5人



5人やと大艇作って終わりですもんね。。。

もちろんもっと人少ないけど頑張ってる団体からしたら、大艇組めるなんて有難いと思われるかもしれません。

また競技だけしとけばいいかと言われたらそんな事はなく、事務仕事もしないといけませんよね。ではその仕事を誰に振り分けるのか、その仕事説明は誰がするのか、仕事が遅れている子にはどのように対応すればよいのか。。。。。


当時は考えれば考えるほど辛くなったため、あろうことか立ち止まって考えたくない一心で大半の仕事は自分で執り行っておりました(可能な限りは分配し協力してもらいました)。


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ただしかし、僕らの技量ではどうにもならない弊部最大の問題がありました。

それは、、、


【正式な指導者がいない】


という点です。過去には外部コーチを招聘し指導を受けていたと聞きますが、一部部員と馬があわずお断りする運びになったとか。

ちなみにボート(ローイング)はマイナースポーツが故に、競技に関する情報が市場に出回らないため情報を得るには公認の指導者に教わるか、YouTubeやネットでの独学かになる訳です。


(あくまで想像ですが)指導者をあえて断ったのは、『諸先輩方から紡いできた技術を信じたい』『自分たちで試行錯誤することに意味がある』『指導者の代わりなんて自分たちでできる』いう考えもあったのかもしれません。

また指導者がいなくても上手い先輩が後輩と一緒に練習して技術を継承することにより、一定の技術レベルを維持させる事は可能とも思われます。しかし、『教える先輩が身近にいない』『教えることのできる先輩が指導できない(実習などで予定が合わないなど)』と言った条件下ではどうでしょう。。。


これが現実になってしまったのが2021年の滋賀医大ボート部だったのです。

言わばその場しのぎ的にこれまでは回せていたが、パンデミックによってシステムの脆弱性が浮き彫りになり僕が主将として部を引っ張っていくぞ、と心した時には既に崩壊していたのです。


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こうして、医学科2年生の横山君は残された僅かな現役部員と共に厳しい現実に立ち向かっていくことになります。長い長い氷河期の始まり、とでも言いましょうか。

もう一つ一つのエピソード思い出すだけでも胸が苦しくなります。


が、正直まだまだこれは序章です。

横山のメンタルは壊されてからまた壊されるのです(?)


ちなみにこんなにもオワコンな状況下で主将を務めて、更には弊学史上最大の鬼門分野である『核酸病態生化学』を含めた2年全試験をNO再試でクリアするという偉業はおそらく西医体メダル獲得よりもすごいと自負しております(さすがに言いすぎた)。

まぁそこで変に自信ついて、翌年生まれて初めて再試験にかかるんですけども()


少し書くのが疲れました。

休み休み書くので他の記事が先行するかもしれませんが何卒よろしくお願いします。

今回はこの辺で。