初めまして、医4プレの谷口です。

すっかり書くのを忘れてしまい、次の人の担当週に突入してしまいました。

物事を後に後に回す癖は治さなければいけないなと…反省します。

 

ブログを書くのは初めてなので、ただの感想文のようになりますが読んでやってください。

 

さてさて、ようやく新歓も終わりまして、想像以上の新入生が入部してくれることとなり大変嬉しい限りです。入ってくれた新入生が楽しめるよう色々と考えることは増えますが、みんなで頑張っていきたいですね。今は新入生と練習をする日を楽しみに待ってます。

今回の新歓では新たに2年生になった後輩もとても活躍してくれて、入部してくれた時から考えると成長してくれたなあと偉そうではありますが感じました。新たな仲間達の成長もとても楽しみです。

 

ここらで新歓の話は終わって、本題の話を始めようかと思います。

 

僕は現在有難いことに部活の対抗艇に乗らせていただいているのですが、少し前に対抗クルー解散の可能性が浮上しました。

去年の12月に自分の運転が原因で自転車から2メートルほど吹っ飛び、腕を負傷したことによって1ヶ月ほどほぼトレーニングから離れる期間がありました。そして年が明け練習再開となり、最初はリハビリから始め、ようやく普通に漕げるようになってきた時、次はよくわからない病気になりました。そして1週間ほど薬で騙し騙し部活動を行なった結果ツケが回ってきたのか、その後4日間ほぼ布団から動けない寝たまま生活となり、体重もグッと減りました。

これによってまたまたリハビリのような元の状態に戻そうという練習しかできませんでした。

 

2月末までに1000ttを行い、目標値を達成しなければいけなかったのですが、こんなことがあり、ずるずると3月末にttをすることになり、なんと目標タイムよりも3分25.3秒という3.3秒も遅い結果に終わりました。他のクルーは皆目標を達成していたので、自分が足を引っ張っているという気持ちがずっとありました。その後対抗ミーティングを何回も行い、新歓最終日の次の日にtt を行い22秒切りを中間目標とすることに決まりました。このttは目安のようなもので、5月中旬に行うttで21秒を切れなければ僕はボートから引退しますと宣言してしまいました。

 

この発言をしたときはその時の感情に任せて言ってしまいすぐに後悔しました。

元から僕はフォアとして漕ぎたいという思いが人一倍強く、フォアに乗れないのならボートはもういいやと感じていました。そんな時に目標を切れなければ引退と自分の口で言ってしまい、本心ではもう引退が決まったようなものだと思ってました。目標タイムを切れるわけないと思ってました。自己ベストですら22秒で、これは自分がボートにガツガツ打ち込んでた時期に出せた記録であり、病み上がりからの短い練習期間で新歓もあるという中でそこまで持っていける自信が一切ありませんでした。

 

ttを行う日の前日に新歓のお疲れ様会があり、その時も頭の片隅には明日がttだという意識がずっと残ってました。このttでタイムが切れなくても5月中旬で切れば問題はないのですが、自分の中で22秒も切れないのに5月で21秒を切れる気がしていなかったので実質明日で引退かどうかが決まるようなものと思い込んでいました。

 

ttをする時間になり、一気に緊張とプレッシャーがのしかかってきてなかなか漕ぎ始めようという気になれませんでした。いざエルゴに座ると心拍数がどんどん上がり、こんなんではタイムも切れるわけないと諦めかけました。

でも、僕はフォアで大会に出て良い結果を残したいという思いはどうしても諦められず、今の対抗クルーが最高メンバーだと思っているので絶対に22秒を切ろうと意識を切り替えることが出来ました。

僕が25.3秒を出した時にもセコンドをしてくれた後輩にまたセコンドをお願いしttを漕ぎ始めました。漕いでる間後輩はとても鼓舞してくれて、いつもなら600地点からぐっとタイムが下がり出すのですが、解散したくないという気持ちがとても強く後輩の言葉も糧となっていつも以上に持ち堪えることが出来、最後まで気持ちを途切れさせずに漕ぎ切ることができました。

終わった時メーターを見る余裕などなく、後輩から20秒を切っていると聞き、一気にこれまでの感情が湧き上がって初めてエルゴをして泣きました。エルゴで泣く日が来ようとは思ってもなかったです。

 

そんなこんなで僕の5月のttは免除となり、真の意味で対抗クルーが結成されました。

僕の中でこのttの日は記念日に認定しても良いくらい嬉しい日です。

これから大会もどんどん始まっていくのでこの気持ちを忘れず、勝ちにいきます。

 

その時の気持ちを思い返しながら書いていたら長々となってしまいました。

1人の空間だと色々と考えてしまいますね。

長くなってしまいましたがこれで以上とさせてもらいます。