前回記事の「石葉」は朝夕お部屋食で
おこもりにぴったりの旅館です。

湯上がりの浴衣姿で
上げ膳据え膳のご馳走をいただき
いけない、いけないと思いながらも
食後すぐに
バターン
お布団へなだれ込める
幸せ… 照れラブラブ    極楽、極楽


その夕食は

女将さんお仕込みの
花梨酒から始まりました。
(ほんの少量ですが30度の強さで
 空きっ腹で結構回りました…)


先付け  あん肝豆腐

濃厚なめらかなお豆腐に
炙ったくち子の香ばしさ‼︎


八寸

せいこ蟹はこの季節ならでは。
でも一番美味しかったのは
干し柿が仕込まれた山芋の揚げたもの。
お芋って揚げるとやはり美味しい〜


お椀   雲子(白子)のかぶらすり流し


お造り   鯛とアオリイカ

またアオリイカも美味しい季節



焼き物   鰆のほお葉焼き

柚子窯の赤味噌が絶品で
残った味噌もなめてしまったくらい…
(姉に呆れられました…)


お凌ぎ   自然薯玉〆


お鍋   天城軍鶏

お献立を見た時
しゃもはちょっと苦手だわ、と
思っていたら、つくねになっていました。
とても良い旨味が出ていて
スープも飲み干しました。




強肴   甘鯛唐揚げ

口が火傷しそうなくらい熱々で。
優雅な所作の仲居さん、
運ぶ時は廊下を超スピードで
進むのかしら?
日本の旅館の底力を感じます。


〆のむかごご飯

自分でもいつか炊いてみたい‼︎

むかごは山芋の赤ちゃんで
栄養もたっぷりだそうです。


デザート   江戸柿とあんこ餅


お腹いっぱいでも入るものですね〜

翌朝食は


湯豆腐と


この大きな浅利のお味噌汁が
名物だそうです。


鯵の干物や卵焼き

温かいお菜は後から運んでくれる
お気遣いで至れり尽せり。


お部屋に用意してあるのは
お茶だけですが、
朝食後はコーヒーをポットで
用意してくれました。

思いがけず
ざんばら髪の私がポットに映っているあせる

この楽さがお部屋食の醍醐味。
極楽でございました。🙏