日本は もう梅雨入りしたのですね。
肌寒い日、体調にお気をつけ下さい。雨



私が次姉と メトロポリタン美術館を
訪れた時も 冷たい雨の日でした。

5月で  夏のようになった年も
ありましたが、
今年のニューヨークは 雨が多いです。

最近のメトロポリタン美術館は 
セキュリティで 入館までに
並ぶようになりました。
でも せっかくニューヨークへ来たならば
絶対 外せないスポットです。
姉もとても 楽しみにしていました。


ドガの踊り子のブロンズ像と
同じポーズを取る女性。




姉は ゴッホ自画像と ツーショット


素晴らしい美術品の数と
展示スペースの広さに 圧倒され
姉は お疲れ。


じっくり見るのは 
日本美術スペースに しぼりました照れあせる
(外国へ来て もったいない⁉︎)


6月16日まで
「The Tale Of Genji」(源氏物語)
特別展示会が 開催されています。

前回訪れた際は ガラガラだった展示室が
人で賑わっていました。

       前回の様子…




私が一番 印象に残っているのは
この屏風です。

 
「須磨」
政治的に失脚した光源氏が
須磨で隠遁中の図です。
 
光で 示した箇所の拡大が


こちらに なります。

モノトーンで表現された 
広大な須磨の海岸。
その端に 僅かな松葉色が置かれた中に
浮き立つ 光源氏。

寂寥感がひしひしと 伝わってまいります。

(でも 紫の上の思いを他所に
この地で 明石の君に出会い
女の子まで 授かるのですから、
男って パンチ! という感じですね。
そもそも 失脚の原因も
帝の思い人との スキャンダルですし…)


METの「Genji 」A PICTURE ALBUM
によると、

桃山時代の図屏風で
職人さん(?) (skilled amateur artist) が作成した
白描画(monochrome paintings)
だそうです。

スポンサーがついている
専門職画家とは 異なり
高価な絵の具や 
金銀を使うことができないため
墨一色で 
描線を主体として 描かれたそうです。

屏風に応用されることは 珍しいそうですが、
わずかな彩色で  
光源氏の孤独が 際立ってきますね。



もちろん 金箔 彩色の美しい屏風も
素晴らしかったです。

ただ 心象風景が伝わってくるのは
こちらが 一番でした。


<続く>

※ 英文を読んでいたら、
頭が痛くなって来ました…にやり