(前回のあらすじ)

生物教師と私との香港ランデブーという、全くもって身に覚えの無いデマは、女子高生という妄想力の猛者の成せる技であった。そして、人の噂とは、日々心が移ろい易き若い娘に限っては、75日はおろか、1日も持たないものだということを、私は悟った......

詳しくは、こちら。

❪最終話 そして、人生は、続く❫

さて、徒然なるままに、30年近く前のお話をつらつらと語ってしまった私。

介護保険が引き落とされはじめてから、早数年たった今、なぜ、こんな話を思い出したかといえば.......



こわいもの知らずの 病理学講座
            著者 仲野 徹

2018年になって1発目に購入した本。

タイトルと、表紙の細胞のイラストに、ハートがズギュン♡ときて、即購入。 

いくつになっても、好き♡トキメキのトリガーは変わらないものである。

そんで、生物のみ全国模試4位という快挙にて、自分が動物細胞萌えなキャラクターであることを自覚したその後、私の成績といえば、やはり怠惰で集中力の無い、どこにでもいる平均的な学生レベル。及第はするが、低空飛行という前日詰め込み省エネ勉強法で切り抜ける毎日。

生物は、それでもそこそこ上位をキープしてましたがね。

あ、そうそう。

これまた『たまたま』の『偶然』なのですが、看護学校の推薦試験問題にも、

このお方(*≧∀≦*)が出題されていたため、かなり点数をかせがせていただき無事合格できたというオマケ付き。

生物教師(きびのだんご似)との香港ランデブーという、全く火の無いところ上がった煙のような噂の的になった、私の動物細胞萌えが、こんなところで今の私の生業に繋がっている。

生きているということは、面白いことだなぁ。

そんで、

好き♡トキメキは、トリガーにはなる。けれど、勘違いしがちなことだけど、『好きなもの』と『成りたい自分』は別物。

『好きなもの』とは、まだ自分でも気付いていない『成りたい自分』そのものではなく、『成りたい自分』というものの概要に気付くきっかけみたいなもの。

『好き』の先にあるのは、何か。

そこを見に行くために、日常に在る奇跡を味わう。
目の前の人、生き物、自然、造形物、その他もろもろとの出逢いという奇跡。広い拡い宇宙に存在する全てのものを、『感』じたいものです。

それらが与えてくれる、目の前に在るものに気付かぬふりして無視したり、やり過ごしたりすると、『感』じられなくなるというのが、『自分』という存在。

相手が与えてくれるものは、

もしかしたら、自分が望む形の『優しさ』や『慈しみ』やでは無く、『苦い』『苦しい』『切ない』『辛い』ものかも知れないけど、

私たちの身体に存在する、37兆2000億個の細胞にはそれらの『愛』を『感』じる方法が、必ず受け継がれているはずだから、

成りたい自分に日々近づきながら、生きる歓びを味わいましょうね♪

ここまで、私の戯れ言にお付き合い頂いた皆様にも、感謝感謝でございます(*´ノ∀`*)

ではみなさん、今日も1日おつかれさん♪
今日も明日も明後日も、みんなで愉しく過ごしましょ♪


(終)