クリスマス▪イブイブの、とある休日。

今年の汚れ、今年のうっちぃにっ!( ´Д`)ノ
とばかりに、私のセカンドフィールドでもある
キッチンを、せこせこと大掃除をしていたら......

また、今年も出てきました。
10年程前に参列した法事にて、親戚一堂でより分けた
御供物の一品である、パイナップルの缶詰め。

『食べられなくも無いが、好きでもない』

私にとってはまるで、
モテ女の男評価のような、そんな立ち位置である、
パイナップルの缶詰め。

毎年大掃除の旅に発見しては、
缶詰めという人類ならではの食品保存技術に慢心し、

『まあ、ええか( ´_ゝ`)』

と、毎年封印していた。

そんなパイナップルの缶詰めが、
今年は何やら風貌が異なる。



!!!膨張?!


知らなければ、よかった......
しかし、
とうとう向き合わなければいけない時が、
対峙せねばならぬ時が......


?!こ、これは、もしや......

き、キターーε=ヾ( ・∀・)ノ

見た目はオトナ!頭脳はコドモ!!
『迷』探偵スギタ、降臨!!!


この、膨張率ハイパーな缶詰め。

もし、もしも、アルミの外圧を越える内圧が、
10年の年月を経た物質から発生したら........

我が未満都市HANATEN 、
爆破の危機!!( ; ロ)゚ ゚?!
もしくは、異臭によるバイオテロ?!

そんなの、ダメだ!

この都市を救うため、
過去のスギタが仕掛けた時限爆弾、
『パイナップルの缶詰め』の爆破導線を切らねば!

しかし、どうすれば......(ーдー)

........( ゚д゚)ハッ!


水圧!

内圧からの噴出を食い止めるため、水の力を借りよう!


ここで、缶切りで穴を開けて、開けて........!


膨張しすぎて、引っ掛からへん!
テコの原理、利用できへん(ToT)!!!!

落ち着け!落ち着くのだ!!
私は、

『迷』探偵スギタ(*゚ー゚)ノシ

とにかく孔を開けて、内圧を下げるのだ!


すもも!近づくな!!
危険な思いをするのは、私だけでいい!!

愛する家族を守るため、自らの危険も省みない。

それが、

『迷』探偵スギタヾ(・ω・*)

その後、幾度かの空振りを経て、
唐突にその瞬間(とき)は、やってきた。

ぷしゅっ!!

音の直後に、黄色い噴霧が孔から吹き出した瞬間、
準備していた水に浸けて水圧封鎖したことが、
効を然して被害を最小限に食い止めた!

まずは、爆破の難を逃れることができた。

しかし、

そこから先に進めない。
蓋が開くまで缶切りを進められない。

焦る、スギタ。
このままでは、資源ごみか生ゴミか解らないので
処理できない!


焦るあまり、中心に孔を開けるが、
そっからどうにもできない( TДT)


何か、何か突破口があるはず.....( ゚д゚)ハッ!



約20年程前、
一瞬スギタの中で『ちょっとノリで』流行った
ワイヤークラフトのため購入したワイヤーカッター!


サクサク切れる!


あっという間に開封。


黒い。黒いぱいなぽー ゚ ゚ ( Д  )


やおろずのかみさまにごめんなさいしながら、
少々鉄臭いパイナップルを破棄。

全ての処理を済ませ、
我々の平和は、保たれた。


で、想う。


10年前の、『まぁ、ええか。』の行動に脅かされ、
20年前の、『ちょっとノリで。』の行動に助かるる。

『過去』は教えてくれるし、
『過去』は助けてくれる。

そんな『過去』が私の『今』を紡ぎ、
『未来』を創る。

パイナップル爆弾が、
スギタのメランコリックに火を着ける、
そんなクリスマスイブ。

Merry Christmas(*・x・)ノ~~~♪