一日の訪問(看護)を終えて


相も変わらず
思いだし笑いでニヤニヤしながら


愛車の電チャリをこいで
事務所に帰る途中



某総合病院に併設する



とある調剤薬局の側に停車する
一台の乗用車に



ふと、目が止まった



ん?



助手席に座る老齢の女性が



何やら私に向かって必死の形相で
何かを訴えている。


,,,?!はっ!



これは、何やら事件のニオイ!( *゚A゚)


キターーーー ゚ ゚ ( Д  )




私の中に存在する
『迷』探偵スギタ 降臨ε=ヾ( ・∀・)ノ



『如何なさいました?』



「あのっっ!,,,あのっ!!
 ,,,そこ(の調剤薬局)に、おトイレは
 ありますか?!」



おっと、そうきたか(  -_・)?



『多分、あると思いますよ?』



「あのっ!わた、わたしがトイレに
 行く間、この車を見ておいて
 くれませんか?!」



ほほぅ,,,

恐らくガイシャは、
家族と思われる運転手から
駐禁を切られないよう
見張りを召し使ったのだと思われる


しかし、急な尿意。


尿意,,,,,,


目の前にトイレが存在するであろう
建物が見えるにもかかわらず


運転手への忠誠心が災いして


目の前のパラダイス(トイレ)が
絵にかいた餅と化しているとは,,,



何ていう生き地獄!!( ; ロ)゚ ゚


「わかりました!見ておきますので
 行ってきてください!!」



やたら幅寄せの上手い運転手が
ギリギリ植え込みに寄せて


駐車した車の
助手席のドアを開いて


植え込みに足をとられながら
歩道に向かう女性に


そっと手を差しのべて支える
紳士淑女なたしなみの


『迷』探偵スギタ!!



院外薬局に小走りで向かう女性



おそらく、この寒さでは
ガードルやらタイツやら
下半身の重装備を着脱するにあたり
四苦八苦するであろう,,,


そんな推理のもと



緑の服を着た二人組が
この場にやって来たときの
言い訳を考えつつ


鋭い視線でキョロキョロと
周囲を監視する


それが、


『迷』探偵スギタ!!




数分経過,,,


思いの外


素早く用を足して
またもや小走りで向かってきた彼女は



みぞれ雪がチラチラと舞う


凍てつく空気を払拭するような


太陽みたいな晴れやかな笑顔で


一言,,,,,,,,,,,,



「ありがとうございます!
 もうちょっとで

 ビショビショ

 なるところでした!(*´∀`*)」 


ビショビショ、ですと?!


女性がビショビショ(*_*)になる
水難事件も未然に予防した


見た目は大人 頭脳はコドモ
『迷』探偵スギタ( ・ω・)ノは


晴れやかな笑顔の女性を背に


再び事務所に向かうのでした♪



,,,なんじゃ、こりゃ(・_・)



重い空気
苦しい感情が
渦巻くことだってあるけれど


日常は



細やかな



よろこびと笑いに



満ち溢れているね(*’ー’*)ノ



よろこびも  かなしみも
おもしろいも つまんないも


そんな思いは全て



〖心のくせ〗


そう表現される


笑顔がとってもチャーミングな女性に
見せていただいた宝物がコチラ



⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬


貴女の


元気になれるお道具箱の中



大きな想いの



小さな欠片がいとおしいね✨