助手席 | 線路沿いの道

助手席

街へ出かけるときよりも

山の中や、田舎道を走るときのほうが

みほは元気が良い。


野草だとか木だとか

あるいは、畑に咲く花などを見つけて

俺に教えてくれるのだ。


時折、ここで停めて、と云い、

土の上を散策していた。


やがてしばらく走ると

助手席で寝息をたてている。


大事にするべきなのは

そういう毎日だ。