もう夕方になってしまいました。病院では栄養スタートしている頃でしょうか。皆さん、お疲れ様です、杏桃太です。

 

最初に倒れた時に【気管挿入】をされた杏桃太の親。

意識のない状態で救急搬送されたものの、反射的に嫌がったのか、部屋に呼ばれていってみると口元に【血】がついていました。

 

暫くしてから気付いたのですが、下の前歯が内側に?曲がった?押された?状態になっていました。歯ぐきからうっすら、歯の根元が見えていました。(明らかに倒れる以前の親の前歯の角度と違います。)
 

入れ歯をしていた親ですが、入れ歯が合わなくなりました。でも病院からは入れ歯を付けて食べないと云々かんぬんと言われました。でも痛がってるじゃん・・・

 

しかもこれって【医療事故】じゃないんだろうか。騒ぎ立てると、追い出されてしまうんだろうか。行くところない・・・我慢しかない・・・・そんな心境の杏桃太一家でした。

 

だって、入れ歯におされて歯の根元が痛いんだもん。いくら親が片麻痺でも、痛がってるよ。

その後、歯の根元がぶつかっていた所だけカットしてもらい使えるようになりましたが、入れ歯をしない生活を数か月していたので歯茎がぎゅっと締められる感じがあるのか、とても疲れるようでした。

 

訪問歯科にも後年、来てもらいましたが、やっぱり入れ歯を嫌がり、合わないので入れ歯はやめて本人のラクなように過ごさせるようにしています。

食事は、刻み食→ミキサー食→ムース食→現在の胃ろうへ変わっていったのであります。

 

大きな病院で、親の気管挿入時の話をしたら【それは生命を守るための事なので、必要な処置だったんだと思いますよ。】と、とても物静かな口調で説明をして下さったドクター。

ああいうドクターが、杏桃太の住んでいる所にも居ればなー、といつも思います。