杏桃太の親は〔胃ろう〕にしています。

当時から胃ろうの是非についてテレビでも様々な事が言われていましたが、食べられなくなったのに栄養を与えないなんて、そのまま何もしないで延命(胃ろうも延命措置に入るので)治療をしないなんて、自分の中にそういう選択肢はありませんでした。

 

親は、うまく言葉を話すことが出来なくても、空腹は感じているんでしょう。喉だって乾いているでしょう。

私たちと同じなんです。

それなら、今を一緒に過ごして生きているんだから、元気になってほしい。

 

それには、栄養を体にいれなければならない。

色々なトラブルについても勉強して、家族で相談もしました。

でも、まだまだ生きていてほしい。

会話が出来なくなったとしても居てほしい、と言う願いで

胃ろうを選択しました。