『LoverPretend(ラバープリテンド)』フルコンプ致しました~\(^o^)/
いや~楽しかった!
絵のイメージから期待していた通りのライトなラブストーリーでした♪
そう!私はこう言うゲームを遊びたかったのですよ!
まぁ…最初にぶっちゃけちゃうと~昔懐かしい乙女ゲームの香りがしました(笑)
悪い意味じゃないですよ?
何と言いますか~展開がベタと言うか王道と言うか予想通りに進んでくれる安心感と言うか
発売前に「人が死なない乙女ゲーム」って公式が名言したのは正解だったなと思う訳です。
ドラマ制作が舞台なだけあってホームコメディドラマっぽさもあります。
ホームコメディって「お約束」展開が欲しいじゃないですか?そんな感じ。
ボリュームが少ないって感想もちらほら聞こえて来ますが私は丁度良かったです。
無駄な部分が無いので中だるみしない、感情移入したまま最後まで走り切れる長さです。
「ボリューム」と「満足感」が常に比例するとは限らないのですよ…
綺麗にまとめられていれば長さなんて関係ない!
起承転結があって話の要所要所で心が動かされるお話が名作だと思います。
システムは快適でした!
文字が細い明朝体で若干読み辛いかもしれませんが白ウインドウに黒文字なので問題無しです!
〇選択肢ジャンプあり
〇エンディングリスト完備
〇辞書機能は50音順並び
〇クリアごとに解放されるオマケシナリオが豊富、しかもフルボイス!
〇プロフィールは項目ごとにボイス付き(結構長い紹介)
〇チャプターからもジャンプ可能。簡単なあらすじ付
時間制限ありの『プリテンドタイム』ってミニゲーム的なものは途中セーブ出来ずちょい面倒でしたが
二周目からはスキップ機能あり(結果を細かく調整する事も可)
会話選択肢によって反応変わるのがこれまた昔の乙女ゲームっぽくて好きでした♪
何となく『はつカレっ』思い出しました。絵の雰囲気もあるかな?
べた褒めしておりますが…不満点もあります。
BADエンド多すぎ!(;´Д`)
いや…こんなにいらんかったやろ??としか思えない。
印象的なBADじゃなく途中ブツ切りゲームオーバーって内容でしたし…
二周目スキップで簡単に見れるとは言え数が多い作業の割にうーんって感じでした。
HAPPYエンドとGOODエンドの違いは良かったと思います。両方スチルありますし♪
とにかくストレス無く最後まで遊べたのがポイント高かったですね~
ヒロイン含め常識ある登場人物しかいないのが良かった!
極端に癖が強かったりウジウジしてたり仕事がいい加減な人見るだけでイライラするんです私。
その点、ラバプリは仕事に真摯で誠実な人ばかりだったので読んでいて爽やかな気持ちになれました♪
恒例なのでちょっとだけ個別感想も書いておきます。
ネタバレ・毒吐きあるのでご注意を!!
◆上久保 数馬(cv.古川慎さん)
まずは感情ダダ漏れ幼馴染くん。
不憫な扱いになりがちポジションですが…良い奴なので他ルートでもそこまで厄介者じゃなくて良かったです。
小姑状態でどのルートにでも出しゃばって来たら複雑ですよね?個別の彼に集中したい(;´Д`)
前半は微笑ましい二人にニヤニヤさせられていたのですが、突然の交通事故で記憶喪失!
事故の後遺症で自暴自棄!って韓流ドラマですか??ってツッコんでしまいましたわwww
まぁ、最後はめでたしめでたし!で良かったのですが~
無理矢理ドラマチックにしようとしない方が良かったんじゃ…とは少し思いました。
◆真木野 春三(cv.河西健吾さん)
ツンツン系…かと思いきやコミュ障オタク。
自信無いくせに顔が良い自覚はあるらしく、途中の言動には少しイラっとしましたが
最終的に改心してお父さんとも和解出来たし攻略キャラの中で一番ファミリー感あるルートでした。
GOODエンドの流れはどうなんだ…と思ったけど成長した姿が格好良かったので全てを許しました。
あのマスクメロンみたいな私服を見る度に「引っ掛けそう…」と気になって仕方なかったです(どうでもいい)
◆瀬名 由稀人(cv.鈴木達央さん)
チャラ男に見せかけて真面目なんでしょ?はいはい…って思ってましたが予想より良かったです由稀人さん。
頭の回転が速く、周囲の空気を読み取り、その場で求められている自分を出せるってデキル男ですやん…
当て馬の綺羅梨ちゃんも真面目で良い子でしたね(激しかったけど)
ただ…個人的には最終オーディションの劇は本人と同じ状況で感情をぶつけた内容よりもかけ離れた役の方が
演技を見せつけるには良かったんじゃないかなと思いました。お話の盛り上がり的にはこれで正解なんだけど。
◆西嶋 理玖(cv.前野智昭さん)
クールな大人キャラかと思いきや…誰よりも子供な彼でしたwww
恋人のフリを通り越して偽の婚約者役をやれと言われた時にはぶっ飛び具合に「???」となりました。
そんな事でお父さんの考えを改めさせられるか~?と思ったら案の定…でしたが(笑)
由稀人さんとデートして来いって勧めておいてデート現場に乗り込んで来る嫉妬イベント
これはときめきシチュなんですかね?私は「はぁ?何なんこいつ」思いましたけど(-_-;)
そんな子供っぽい事されても怒らない由稀人さんの株が上ったイベントだったとも言います。
あ、でも理玖さんのBADは他キャラに比べてちょっと好きでした。
ヒロインさええいれば構わないと夢を諦めて俳優を続けるって…闇が深いww
◆浅木 詠一郎(cv.森川智之さん)
隠れていない隠しキャラ(笑)
あ、でもこんなに真相ルートとは思わなかったですね。
彼だけちょっとボリューム少ないですが中身は凝縮されていて満足度が高かったです!
ヒロインに女友達いないのずっと不思議だったのですが、原因解決してスッキリしました。
無駄に多いBADも無いのも良かった…でも、他キャラルートだと先生はヒロインから父親を奪った罪悪感に加え
唯一の血縁者なのに名乗る事が許されない葛藤に苦しみながら生きて行くんですよね?
真相知ってるこちらからすれば背筋が寒くなる人生…もしかしてこのゲームで一番エゲつないBADなのでは?
綺麗に完結しているので続編やFDは望まないけど
またこんな雰囲気の乙女ゲーム遊びたいなーってのが今の気持ちです。