わたしは今年63歳になります
今、こんな自分になりたいと
思い描いている姿があります
でも、還暦になった当初はそんなこと
を考える余裕はありませんでした
自分が還暦になった時、実感は
まったくなく、自分が60代になるな
んて...そう思っていました
鏡を見るたびに、何かするたびに
自分は60代なんだと突きつけられて
いるような気がしていて恐ろしかった
気持ちは20代の頃と何も変わらないのに
自分の気持ちと身体の衰えにどう
折り合いをつければいいのか思い悩んだこともあります
その時に今まで先輩たちが、わたしが
思っていたようなことを口にしていたのを思い出しました
誰もが通る道だったんです
その当時は先輩たちが言っていた言葉
に「えっそうなの?」
わたしはお気楽にも年齢がくれば
誰でも還暦という事実を
受け入れられるもんだと思っていたか
らちょっと驚きました
でも、そんな先輩たちがステキなシニアになっていくのを見て
ジタバタしたってしょうがないと自分を受け入れてみたら
そこからは腹が決まった感じがして
ちょっと楽になりました
そして、心と身体のバランスが
若い頃よりも大事かもしれないと
思うようになったんです
それは些細なことなのにいつまでも
気にしてしまい立ち直りに時間がかかったりとか
今までの自分と違うような気がしていたからです
今まで以上に自分の心の声を大事にす
ることが大切なんだと気がつきました
先輩たちがステキな今を
過ごしていることはわたしのお手本で
20代の気持ちのまま過ごしていたって
自転車をかっ飛ばしていたって
ビックリするような金髪になっていたって
カッコいい
加齢は避けて通れないんだから
それじゃどうするのか
自分次第でどうにでもなります
何事も老いを理由にしないで
これからの自分を
変化していく自分を楽しんでいける
そんな考え方が大事だと教えてもらいました
こうなりたい自分を
思い描いてみることは今までだって
これからだって大事なことなんですね
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