こんにちは、今井久美子です。
私は歌うことが好きです。
ポップスも、
ロックも、
ジャズも、
アニソンも、
童謡も、
なんでも好きですが、
一番好きなのは、合唱(コーラス)で歌うことです。
今、所属している合唱団は2つ。
いずれもクラッシック系の曲を演奏することが多いです。
クラッシックといえば、西洋音楽。
音符や五線譜が生まれた場所ですね。
音符で表せる全ての曲、
全ての音楽の基本となるものです。
ポップスも、
ロックも、
ジャズも…
みんな元を辿れば、
クラッシック音楽に行き着きます。
でもね、私は、
歌うことは好きだけど、
クラシック音楽を聴くことが苦手でした。
クラッシック音楽が好きなのに嫌いなのです。
なぜかというと、
クラッシックは、
お高くとまっている感じや
気取っているような感じがするし、
そもそも長い曲が多くて、聴いてる途中で飽きてしまうからです。
楽しいと思えなかったの。
だけど、気になるクラッシック音楽。
裏を返せば、その頃の私は、
クラッシック音楽は曲が長いから飽きてしまうのに、
格好つけたくて、
義務感で聴いてたのかもしれません。
だから、クラッシック音楽の良さがわからず、つらかった。
クラッシックよ、ゴメン💦
そから月日が流れて、
最近の私は、やっと、
クラッシック音楽を聴いて楽しむことができるようになりました。
人って変われるのですね。
きっかけは、
「クラッシック音楽を演奏する楽しみは知っているのに聴けないのは嫌だ」
「心からクラッシック音楽を楽しみたい」と思ったことです。
では、どのようにしたのか。
格好つけるのをやめました。
お高くとまる自分も、
気取る自分も、
「そうだよね、いいんだよ」と認めて、
手放すことにしました。
「私は、クラッシック音楽を知らない、無知な人間です」
と、認めたわけです。
そうしたら、コンサート会場で長く座って聴くことが、嫌ではなくなってきました。
素直に音が、
耳に、体に入ってくるようになりました。
音楽と向き合えるようになりました。
今、クラッシック音楽を聴く楽しみと言えば、
曲を聴きながら、
その世界観を、色や映像で、想像すること。
この音は、楽しい感じとか、悲しい感じとか、感覚で感じたり、
具体的に情景を思い浮かべたりして、
曲のイメージを頭の中で想像(妄想!)して楽しむのです。
また、どの楽器が、どんな音を出しているのだろうと、
ステージで演奏されてる楽器を一つ一つ見て、耳を使って分析し、
それぞれの音や、それらの音のハーモニーを、楽しむのです。
それから、時には心地よくなって、うっとり眠くなることもあり、
そんな時は瞑想と称して、
うつらうつら、寝ている状態と、起きている状態の間(はざま)を楽しむこともします。
瞑想していると、インスピレーション(?)が沸いて、言葉や情景が浮かんでくることもあるんですよ。
いいことを思いついちゃうのです。
ひらめくのです。
「音楽」とは、
文字通り、音を楽しむと書きますから、
楽しまなきゃ、損!です。
音楽に限らず、
好きなのに嫌い、という変な感覚。
感じることがあるとおもいます。
そんな時は、それ、必ず好きですから!
「素直に好きになること」を阻(はば)んでいるものは何か、に気づいて、
素直に認めちゃいましょう!
新たに楽しい道が拓(ひら)けます。
今ここ幸せ、ご縁に感謝。