こんにちは、今井久美子です。
自分で言うのもなんですが、
かつて、私は「いい人」でした。
では、今は「悪い人」なのかというと、そうではなくて、
以前は、「いい人でいたい人」だったのです。
かつての私は、
「人の役に立ちたい」
「人に優しくありたい」
「平和な世界をつくりたい」
と思っていました。
そこで、
人の気持ちを察すること
人からのお願いを聞くこと
人からの申し出を断らないこと
いつも朗らかでいること。
に私は、全勢力を注いでました。
でもね、なんだかいつも疲れていました。
「どうして私は、こんなに疲れるのかしら?」
良いことしてるのに「何故?」と自分に問う毎日…。
人の幸せとは、
①自分を楽しむこと
②人の役に立つこと
私はこの2つが、人が幸せになる秘訣だと思っています。
それに当てはめて考えてみると、
「いい人」だったかつての私は、
②の「人の役に立つ」は、満たしていました。
でも、①の「楽しむ」は満たしていなかった。
幸せじゃない…。
役に立とうとはしていても、楽しみながらではなく、義務感や責任感だけでやっていました。
「べき」や「でなければならない」の意識でやっていたのです。
楽しみながらやっていると、
楽しいことが返ってきますが、
義務や責任で、無理をしてやっていると、
無理なことが返ってきます。
これは、宇宙の法則。
無理なことをして、
無理なことが返ってくるから、
ダブルで体は疲れるわけです。
疲れると効率が悪いし、
頑張っていても結局、体を壊したりして人に迷惑をかけます。
そうすると「いい人でいたい人」は、
迷惑かけて悪いことしたな…と、自分責めをします。
罪悪感を感じることでまた、自分を疲れさせるのです。
トリプルで疲れます。
なんだか悪循環。
もはや自分いじめです。
では、この悪循環、断ち切りましょう!
この悪循環を断ち切るために私がしたことは、
自分を大切にすること。
自分を楽しむことです。
具体的には、
私がその行動をするかしないかを決める時に、
その行動は、私にとって、
本心から心地よいことなのか、
不快ではないのか、
関わる人たちの気持ちは一切抜きにして、
よくよく感じてみるのです。
表面的には良いことだからやろうと思っていても、
意外と肚(はら)の底では、面倒だと思っていたり、
いい人と思われたいからだったり、
人に嫌われたくないからだったり、
本心が隠れている場合が多々あります。
そんな本心に気づけたら、
やらないで済むことは、極力やりません!
お断りします。
でも、その行動をすることで、自分が心から喜べるなら、GOサインを出して実行します!
それが、自分の本当の気持ちに気づいて、
自分を大切にすることです。
(ただ、自分の本当の気持ちに反して、嫌でもやっちゃう時もありますよ〜だって人間だもの。悪しからず)
そうやって、行動を起こす動機を自分軸に変えていくと、
自分へのダメージが、
疲れ具合が、
少なくなります。
全然変わってきます。
楽になってきます。
結局、自分の感覚に従うことが、
一番自分が楽で、
自分に優しくて、
疲れにくくなるのですね。
私は正直、今でも人から頼まれて断りにくいこともあります。
でも、人の気持ちでなく、自分の気持ちを第一に考えるようになってから、
とても楽になりました。
それまでやってきた、人に気を使うこと。
実は自分だけでなく、
相手からもエネルギーを奪う行為です。
だって、自分が気を使うと言うことは、
宇宙の法則では、
相手にも気を遣わせることになるからです。
もともと人の気持は、思いやることはできても、
本当の気持ちはその人にしかわかりません。
なのに、人の気持ちを慮って、想像して行動を起こすなんて、
ちょっとおこがましいことだったかもしれませんね。
これからは、世界平和のためには、
自分を楽しむことですよ〜。
今ここ幸せ、ご縁に感謝。