2010年観た映画、後半戦
さあ、まだ語ってなかったやつ、いきますか。
「ハナミズキ」
びっくりした。
本当にひどくて(笑)
ちなみに私は新垣結衣は大好きです。天然な発言も可愛らしいし、粋な子です。
駄目な中で一番は、アメリカで新垣結衣が偶然、生田斗真の作った模型の船を見つけるくだり。あのセンスの無さは、ありえない。参りました(笑)
映画になってないよ。
「ハナミズキ」という素晴らしい題材をむちゃくちゃにしたね。
ちなみに蓮佛美沙子ちゃんが出てた。
「BECK」
ライブシーンはとても良かった。有り得ないシチュエーションだとしても、ライブシーンがあったからこの映画に説得力があった。
さあ、問題の“声が聞こえない”シーンだが、私はこう考えます。
今や映像ではCGで何でもできる時代。「トロン:レガシー」でも20年以上前のジェフ・ブリッジスも再現したりするなど、かなりの完成度でできます。
そういう時代にあって、これはもう選択なんだろうと。
うまいボーカリストを使えばいいと思う一方、それをやれば固定したイメージが付いてしまう。
古来より映画はそれをただ表現するだけでなく、想像させる演技や演出で表現してきました。時にはあえて見せないことで、表現することもたくさんありました。
例えばイーストウッドの「グラン・トリノ」では、息子夫婦の傲慢な提案に、怒りを抑えきれないイーストウッドが我慢の限界を示すシーン。
ここでは、よくある怒りをぶちまけるシーンはない。
その後に息子夫婦がイーストウッドの家を出るというアクションで、その怒りが尋常でなかったのを示します。
VFXでは予算の関係もあるが、そのものを見せないことも多い。
この映画では、“聴いたことのない声”を表現するために敢えて佐藤健が声を出すシーンは全て無音にしたと考えてもいいのではないか。
ただ、より説得力ある表現にして欲しかったと思う。
「nude」
注目は渡辺奈緒子。最初彼女をみた時は、芦名星になんか似てるな、と思った。凄く綺麗でかっこいい美人さんです。
物語は悩んだ結果、なぜ彼女がAVを選んだのか、という葛藤を描いているが、決定的な理由はない。葛藤はそのまま、みひろの今の生き様に残っていると見える。
それにしても、おっさんが多い映画館でした(笑)
初日だったせいか、満員でした。
佐津川愛美君はまたこの路線ですか?みたいに感じます(笑)演技ができる子なので、もっと違う役にチャレンジして欲しいです。
「アイルトン・セナ ~音速の彼方へ」
いろいろ思い出しました。
ピケが相当嫌なやつだってのもわかった(笑)
プロストとも、相当いがみ合っているのが見えた。
ものすごく素直で、馬鹿正直でアグレッシブな人だったんだなと思った。それが軋轢を産んでいった。
亡くなったシーンは何気なく過ぎた。
それでも、現場から日本のアナウンサー陣の言葉にならない表情に、泣けました。
F1を堂々たるメジャーにした英雄、そしてその笑顔で沢山のスポーツファンを魅了したアイドル。凄い、凄いスターでした。
皮肉なことに、アイルトン・セナの死後は、F1では死亡事故はないそうです。
「君に届け」
夏菜も出ています。
桐谷美玲も出ています。
春馬君は・・・ちょっと難しい役だったかな?
多部ちゃんは凄いです。
が、一点。
多部ちゃん結構最初から茶髪だよね?(笑)
なんというか、貞子らしさがちょっとこの茶髪で弱まったかな。
とてもいい友情を見せているシーンもありますので面白かったのですが、なかなか難しかったかなと思います。
ちなみにここにも蓮佛美沙子ちゃん出てますな。やはり安定した演技力が人気なんでしょう。
いまいち、かな。
「桜田門外の変」
最初のシーンから、表現がとても古いなあと思いました。
演技もシーンの撮り方も古い。
例えば主人公の愛人が死んだことが、後にわかった時に驚くシーン。
先輩武士の言葉に驚き、杯を落とすのですが、異様にわざとらしい。しかも、真っ正面からカメラは捉える。
これは少しの工夫で、より悲しい感情を伝えるシーンになれたと思います。
地方発映画としての誕生を喜びたいとは思いますが。このへんは監督を選ぶセンスかな。
「ナイト&デイ」
こういう映画もあっていいんじゃない?と思います。随分批判されたようですが、トム・クルーズの映画を楽しむ精神というのは好きですね。
スパイ映画の激しいアクションの影には、サイドストーリーとも言える恋の話もあったという、コメディです。
でももう数年前に見たかったですね・・・。なんか、さすがにキャメロンもトムも年齢的に・・・みたいな部分が見えました。
それともうちょっと痛快に笑える徹底さがあっても良かったと思います。
「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」
これは・・・色んな意味で失敗が重なったと思えるね。もっといい作品になったと思います。
ホリプロの実力派ばかりが集まったとしても、こういう作品になる場合も・・・あるんでしょうな。
「海猿 LAST MESSAGE」
前作よりいいかな。どちらにしろ、伊藤英明がスーパーマン過ぎるところがなんだかねえ、と(笑)
「SP-野望篇-」
アクションだけが良かった。
まず、最初に車が大破しても、目的地まで車もバイクも使わず警備しながら移動するとかあり得ないだろう。タクシーも応援も来ない理由が無かったと思える。続編があるから、というのは本当に理由にならない。
「エクリプス/トワイライトサーガ」
今回のヒロインの色んな意味でのやりまくりが酷いね(笑)
これだけ行ったり来たり、好き放題していればそりゃバンパイアも狼族も苦しむよ(笑)
それと一番ウケたのが、敵からヒロインを遠ざける為に山に運んだ挙句、夜になって凍える彼女を見て一言、
「上に登り過ぎた・・・」
おい!(笑)そのくらい標高見積もっとけ!(笑)
そして王道の、上半身裸の狼族が彼女を温め、バンパイアがハラハラするという・・・なんとまあ、安易な展開!(笑)もう全てにおいて、そんな安っぽいドラマの感じ。
最初から感じているが、このシリーズ、もうちょっと丁寧なつくりをしないとお笑いラノベ映画で終わってしまうよ。
この映画を支えるのはロマンだと思うので、古き良きロマンあふれる映画を学んで演出して欲しいな。
どうしても白塗りはバカ殿に見えてしまうし(笑)、お父さんはデーブスペクターだし(笑)
世界中でブームらしいのですがね…
「マチェーテ」
18禁ですね(笑)
凄まじく濃い映画ですわ、これ。
ちなみに、リンジー・ローハンがすんごいことになっています。ファンは泣くんじゃない?
ロドリゲスは「スパイ・キッズ」も撮る非常にエンターテイメント性の高い作品を作る人ですが、こんなB級な作りも大好きみたいです。
メキシカンが異様に差別された状況の映画なので、政治色も強いかと思えば、目を覆うようなきっついアクションや、派手にエッチなシーンもふんだんに盛り込んでます。もう、滅茶苦茶です(笑)
ミシェル・ロドリゲスは今回出番少ないながらも存在感バッチリにアクションシーンを務めます。
ジェシカ・アルバも、そういやメキシカン系。なんか必要のないところで脱いでます(笑)
最大は、まったく関連のないロバート・デニーロ。どうやらブッシュを思わせる政治家を面白おかしく演じています。こんなB級映画に出るとは。
ま、でも一番凄いのは、ダニー・トレホが主役ってこと!(笑)
脇役中の脇役ですから。それが最強に強くて、女にもてまくって、悪を倒すわけだから。ど派手なアクションでね。
悪役がスチーブン・セガールっていうのもいい。今現在、私生活が酷いっていうのもあって、まさにセガールっぽくていいね(笑)
「ラスト・ソルジャー」
この年齢になってもジャッキーが第一線にいるのは凄いこと。今作は老いながらも生かせるキャラクターに挑戦しています。
ラストシーンは・・・もうこういう境地にきたのかなと思います。そういうのも悪くないよ。
「ロビン・フッド」
普通の映画監督なら、これはいい作品と言えますが、リドリーですからね。どうも細かいことが気になる。
最近はかなりどぎつい表現も素材に合わせて表現することにしています。それはいつも感心するのですが、今回は脚本が弱いのか、色んなところに難点を抱えています。
一番はロビン・フッドと恋人との関わり。
どうして好きになるのか、と言った点がかなり無理矢理です。
それから悪役との対決もちょっと少な過ぎて、最後のシューティングシーンに生かせていません。
ちなみに今作の話はロビン・フッドがよく描かれる時代より前。ですので、よくロビン・フッドらしくないと言われますが、こういう経過の話やキャラクターもありだと思います。
「バトル・ロワイアル3D」
3Dにする意味はほとんどないと思います。
深作欣二のこの作品を蘇らせるのが目的だと思います。
これをみると「告白」との妙な符合を感じます。
時代の急激な移り変わりの時期で、学校を舞台に殺人が行われる衝撃作という点です。そう考えると、BRは先見性があったのかもしれません。
それにしても俳優が皆、若いね(笑)
前田愛、藤原竜也、柴咲コウ、栗山千明、塚本高史。そして、顔が壊れる前のたけし(笑)
ラストシーンで改めて感じたのは、これだけ危険でクレイジーな作品ながら、深作さんは人間讃歌を作りたかったんだなと改めて感じました。
ストーリー中では亡くなった生徒たちが笑顔を振りまいて楽しんでいる姿が次々に映ります。本当に楽しそうに。こういうシーンをしっかり撮っているんですよね。落差だけを示したわけではないと思います。
「トロン:レガシー」
いい映像作品になりました。けど、いろいろがつながってないね。盛り上がりに欠けた部分が多かった。
それと説明が多い。
ジェフ・ブリッジスの約30年前を再現したのは凄かった。
基本的にIMAXで観ないと辛い。あえて3Dをはずしても良かったと思います。
「海炭市叙景」
80年代の映画の様な雰囲気をもってますね。
会話のタイミングとかが結構独特です。キャストに俳優ではない人(函館市民)も持ってきていることが大きな理由だと思います。これは面白いと思う。
気になったのは、本当にこんな兄妹や家族が今だにいるだろうか、という疑問。
純粋に船を好きな兄が、造船工場をリストラによってクビになる。明らかに思いつめた兄は、妹と恒例の初日の出を見に山に行くが、兄は帰りは自分だけ歩いて降りるという。妹は心配しながら麓でずっと来るはずのない兄を待つ・・・。
この兄が原作当時としても結構古いタイプの兄。
妹と暮らす家の様子だったり、経営側と労働組合の一員として戦う姿も、私からすると、山崎豊子の小説の様だ。
地方都市としての苦しみや、都会との空気感の違いはあって当然だが、それにしても20年、30年古いのではないか。
様々な事情を持ち、生活して行く人々が、最後に路面電車でつながって行くというシーンは面白いと思いました。
「SPACE BATTLESHIP YAMATO」
企画がバカなんだろうな。
キャストと監督らスタッフに丸投げ。
こんな考えてない企画、誰が考えたんだろう?
山崎監督も良くやった。
木村拓哉や俳優陣も良くやった。
だが、映画は方向性を決めてスタートしたとは言い難い。「ヤマト」の何が描きたいかがなく、“全部”描いたから迷走した。
パンフレットでは脚本家が設定変更に平謝り。なんだよそれ?(笑)
脚色はすべき。そんなん気にしない。だが、しっかり方向性がないだけに、話がごった返して無駄に豪華になった。
ワープなんて一瞬で終わった。
恋愛にはプロセスがあるから恋愛なんだ。
戦いは敵が怖いから戦いなんだ。
そういう大切な“どうヤマトを映画化するか”を決めて、どこまで描くかが決まらないから、映画にならない。丸投げして監督に責任を負わせる。
全くひどい映画にしてしまいました。
残念。
以上です。
「ハナミズキ」
びっくりした。
本当にひどくて(笑)
ちなみに私は新垣結衣は大好きです。天然な発言も可愛らしいし、粋な子です。
駄目な中で一番は、アメリカで新垣結衣が偶然、生田斗真の作った模型の船を見つけるくだり。あのセンスの無さは、ありえない。参りました(笑)
映画になってないよ。
「ハナミズキ」という素晴らしい題材をむちゃくちゃにしたね。
ちなみに蓮佛美沙子ちゃんが出てた。
「BECK」
ライブシーンはとても良かった。有り得ないシチュエーションだとしても、ライブシーンがあったからこの映画に説得力があった。
さあ、問題の“声が聞こえない”シーンだが、私はこう考えます。
今や映像ではCGで何でもできる時代。「トロン:レガシー」でも20年以上前のジェフ・ブリッジスも再現したりするなど、かなりの完成度でできます。
そういう時代にあって、これはもう選択なんだろうと。
うまいボーカリストを使えばいいと思う一方、それをやれば固定したイメージが付いてしまう。
古来より映画はそれをただ表現するだけでなく、想像させる演技や演出で表現してきました。時にはあえて見せないことで、表現することもたくさんありました。
例えばイーストウッドの「グラン・トリノ」では、息子夫婦の傲慢な提案に、怒りを抑えきれないイーストウッドが我慢の限界を示すシーン。
ここでは、よくある怒りをぶちまけるシーンはない。
その後に息子夫婦がイーストウッドの家を出るというアクションで、その怒りが尋常でなかったのを示します。
VFXでは予算の関係もあるが、そのものを見せないことも多い。
この映画では、“聴いたことのない声”を表現するために敢えて佐藤健が声を出すシーンは全て無音にしたと考えてもいいのではないか。
ただ、より説得力ある表現にして欲しかったと思う。
「nude」
注目は渡辺奈緒子。最初彼女をみた時は、芦名星になんか似てるな、と思った。凄く綺麗でかっこいい美人さんです。
物語は悩んだ結果、なぜ彼女がAVを選んだのか、という葛藤を描いているが、決定的な理由はない。葛藤はそのまま、みひろの今の生き様に残っていると見える。
それにしても、おっさんが多い映画館でした(笑)
初日だったせいか、満員でした。
佐津川愛美君はまたこの路線ですか?みたいに感じます(笑)演技ができる子なので、もっと違う役にチャレンジして欲しいです。
「アイルトン・セナ ~音速の彼方へ」
いろいろ思い出しました。
ピケが相当嫌なやつだってのもわかった(笑)
プロストとも、相当いがみ合っているのが見えた。
ものすごく素直で、馬鹿正直でアグレッシブな人だったんだなと思った。それが軋轢を産んでいった。
亡くなったシーンは何気なく過ぎた。
それでも、現場から日本のアナウンサー陣の言葉にならない表情に、泣けました。
F1を堂々たるメジャーにした英雄、そしてその笑顔で沢山のスポーツファンを魅了したアイドル。凄い、凄いスターでした。
皮肉なことに、アイルトン・セナの死後は、F1では死亡事故はないそうです。
「君に届け」
夏菜も出ています。
桐谷美玲も出ています。
春馬君は・・・ちょっと難しい役だったかな?
多部ちゃんは凄いです。
が、一点。
多部ちゃん結構最初から茶髪だよね?(笑)
なんというか、貞子らしさがちょっとこの茶髪で弱まったかな。
とてもいい友情を見せているシーンもありますので面白かったのですが、なかなか難しかったかなと思います。
ちなみにここにも蓮佛美沙子ちゃん出てますな。やはり安定した演技力が人気なんでしょう。
いまいち、かな。
「桜田門外の変」
最初のシーンから、表現がとても古いなあと思いました。
演技もシーンの撮り方も古い。
例えば主人公の愛人が死んだことが、後にわかった時に驚くシーン。
先輩武士の言葉に驚き、杯を落とすのですが、異様にわざとらしい。しかも、真っ正面からカメラは捉える。
これは少しの工夫で、より悲しい感情を伝えるシーンになれたと思います。
地方発映画としての誕生を喜びたいとは思いますが。このへんは監督を選ぶセンスかな。
「ナイト&デイ」
こういう映画もあっていいんじゃない?と思います。随分批判されたようですが、トム・クルーズの映画を楽しむ精神というのは好きですね。
スパイ映画の激しいアクションの影には、サイドストーリーとも言える恋の話もあったという、コメディです。
でももう数年前に見たかったですね・・・。なんか、さすがにキャメロンもトムも年齢的に・・・みたいな部分が見えました。
それともうちょっと痛快に笑える徹底さがあっても良かったと思います。
「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」
これは・・・色んな意味で失敗が重なったと思えるね。もっといい作品になったと思います。
ホリプロの実力派ばかりが集まったとしても、こういう作品になる場合も・・・あるんでしょうな。
「海猿 LAST MESSAGE」
前作よりいいかな。どちらにしろ、伊藤英明がスーパーマン過ぎるところがなんだかねえ、と(笑)
「SP-野望篇-」
アクションだけが良かった。
まず、最初に車が大破しても、目的地まで車もバイクも使わず警備しながら移動するとかあり得ないだろう。タクシーも応援も来ない理由が無かったと思える。続編があるから、というのは本当に理由にならない。
「エクリプス/トワイライトサーガ」
今回のヒロインの色んな意味でのやりまくりが酷いね(笑)
これだけ行ったり来たり、好き放題していればそりゃバンパイアも狼族も苦しむよ(笑)
それと一番ウケたのが、敵からヒロインを遠ざける為に山に運んだ挙句、夜になって凍える彼女を見て一言、
「上に登り過ぎた・・・」
おい!(笑)そのくらい標高見積もっとけ!(笑)
そして王道の、上半身裸の狼族が彼女を温め、バンパイアがハラハラするという・・・なんとまあ、安易な展開!(笑)もう全てにおいて、そんな安っぽいドラマの感じ。
最初から感じているが、このシリーズ、もうちょっと丁寧なつくりをしないとお笑いラノベ映画で終わってしまうよ。
この映画を支えるのはロマンだと思うので、古き良きロマンあふれる映画を学んで演出して欲しいな。
どうしても白塗りはバカ殿に見えてしまうし(笑)、お父さんはデーブスペクターだし(笑)
世界中でブームらしいのですがね…
「マチェーテ」
18禁ですね(笑)
凄まじく濃い映画ですわ、これ。
ちなみに、リンジー・ローハンがすんごいことになっています。ファンは泣くんじゃない?
ロドリゲスは「スパイ・キッズ」も撮る非常にエンターテイメント性の高い作品を作る人ですが、こんなB級な作りも大好きみたいです。
メキシカンが異様に差別された状況の映画なので、政治色も強いかと思えば、目を覆うようなきっついアクションや、派手にエッチなシーンもふんだんに盛り込んでます。もう、滅茶苦茶です(笑)
ミシェル・ロドリゲスは今回出番少ないながらも存在感バッチリにアクションシーンを務めます。
ジェシカ・アルバも、そういやメキシカン系。なんか必要のないところで脱いでます(笑)
最大は、まったく関連のないロバート・デニーロ。どうやらブッシュを思わせる政治家を面白おかしく演じています。こんなB級映画に出るとは。
ま、でも一番凄いのは、ダニー・トレホが主役ってこと!(笑)
脇役中の脇役ですから。それが最強に強くて、女にもてまくって、悪を倒すわけだから。ど派手なアクションでね。
悪役がスチーブン・セガールっていうのもいい。今現在、私生活が酷いっていうのもあって、まさにセガールっぽくていいね(笑)
「ラスト・ソルジャー」
この年齢になってもジャッキーが第一線にいるのは凄いこと。今作は老いながらも生かせるキャラクターに挑戦しています。
ラストシーンは・・・もうこういう境地にきたのかなと思います。そういうのも悪くないよ。
「ロビン・フッド」
普通の映画監督なら、これはいい作品と言えますが、リドリーですからね。どうも細かいことが気になる。
最近はかなりどぎつい表現も素材に合わせて表現することにしています。それはいつも感心するのですが、今回は脚本が弱いのか、色んなところに難点を抱えています。
一番はロビン・フッドと恋人との関わり。
どうして好きになるのか、と言った点がかなり無理矢理です。
それから悪役との対決もちょっと少な過ぎて、最後のシューティングシーンに生かせていません。
ちなみに今作の話はロビン・フッドがよく描かれる時代より前。ですので、よくロビン・フッドらしくないと言われますが、こういう経過の話やキャラクターもありだと思います。
「バトル・ロワイアル3D」
3Dにする意味はほとんどないと思います。
深作欣二のこの作品を蘇らせるのが目的だと思います。
これをみると「告白」との妙な符合を感じます。
時代の急激な移り変わりの時期で、学校を舞台に殺人が行われる衝撃作という点です。そう考えると、BRは先見性があったのかもしれません。
それにしても俳優が皆、若いね(笑)
前田愛、藤原竜也、柴咲コウ、栗山千明、塚本高史。そして、顔が壊れる前のたけし(笑)
ラストシーンで改めて感じたのは、これだけ危険でクレイジーな作品ながら、深作さんは人間讃歌を作りたかったんだなと改めて感じました。
ストーリー中では亡くなった生徒たちが笑顔を振りまいて楽しんでいる姿が次々に映ります。本当に楽しそうに。こういうシーンをしっかり撮っているんですよね。落差だけを示したわけではないと思います。
「トロン:レガシー」
いい映像作品になりました。けど、いろいろがつながってないね。盛り上がりに欠けた部分が多かった。
それと説明が多い。
ジェフ・ブリッジスの約30年前を再現したのは凄かった。
基本的にIMAXで観ないと辛い。あえて3Dをはずしても良かったと思います。
「海炭市叙景」
80年代の映画の様な雰囲気をもってますね。
会話のタイミングとかが結構独特です。キャストに俳優ではない人(函館市民)も持ってきていることが大きな理由だと思います。これは面白いと思う。
気になったのは、本当にこんな兄妹や家族が今だにいるだろうか、という疑問。
純粋に船を好きな兄が、造船工場をリストラによってクビになる。明らかに思いつめた兄は、妹と恒例の初日の出を見に山に行くが、兄は帰りは自分だけ歩いて降りるという。妹は心配しながら麓でずっと来るはずのない兄を待つ・・・。
この兄が原作当時としても結構古いタイプの兄。
妹と暮らす家の様子だったり、経営側と労働組合の一員として戦う姿も、私からすると、山崎豊子の小説の様だ。
地方都市としての苦しみや、都会との空気感の違いはあって当然だが、それにしても20年、30年古いのではないか。
様々な事情を持ち、生活して行く人々が、最後に路面電車でつながって行くというシーンは面白いと思いました。
「SPACE BATTLESHIP YAMATO」
企画がバカなんだろうな。
キャストと監督らスタッフに丸投げ。
こんな考えてない企画、誰が考えたんだろう?
山崎監督も良くやった。
木村拓哉や俳優陣も良くやった。
だが、映画は方向性を決めてスタートしたとは言い難い。「ヤマト」の何が描きたいかがなく、“全部”描いたから迷走した。
パンフレットでは脚本家が設定変更に平謝り。なんだよそれ?(笑)
脚色はすべき。そんなん気にしない。だが、しっかり方向性がないだけに、話がごった返して無駄に豪華になった。
ワープなんて一瞬で終わった。
恋愛にはプロセスがあるから恋愛なんだ。
戦いは敵が怖いから戦いなんだ。
そういう大切な“どうヤマトを映画化するか”を決めて、どこまで描くかが決まらないから、映画にならない。丸投げして監督に責任を負わせる。
全くひどい映画にしてしまいました。
残念。
以上です。