映画:時をかける少女 | リストクラッチ・エクスプロイダー

映画:時をかける少女

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いや~またZC1000を見る事があるとは。
高速撮影も出来る名機です。結構感動しました。

スプライサーに、編集機、映写機。まだあるんですね。
もっとも…私が使っていた時にも結構古かったですがね。

フィルムって本当に美しいんですよ。

はい、わかる人にしかわからないボヤきでした(笑)
1人で「うおー!」って騒いでました。

もう1つ、ポイントとしては、松下優也くんが出てるとこかな。スクリーンで見る優也くんというのもなんか不思議な感じがしますね。
彼は挿入歌も歌うという、実においしい位置にいます。
キタキマユにボコられるという役ですが(ていうかキタキマユ自体懐かしい!)
優也君の70年代アイドルみたいな髪型をぜひ見てください。可愛いですよ~(笑)

さてさて、じゃ主役の話に移ります。

仲里依紗は…やっぱり肉感的ですよね(笑)
「ハチワン…」とか偶然みましたけど、めちゃくちゃエキゾチックで眩しい美少女ぶりに、凄い人が出てきたなあと思いましたよ。
しかもスタイルが抜群に良い!(゜▽゜)←やらしー

映画では、現代っ子らしい屈託のない明るさと、下品でない可愛らしさが出ています。
あんだけ爽やかで舌足らずで話されたら、みんな惚れちゃいます!(笑)

あの大林宣彦監督も惚れたと公言してますから。

最初に仲里依紗が走る所から始まります。
そこに流れるのが、いきものがかりが歌う、名曲「時をかける少女」。なかなかツボをついてます。

安田成美が母親として出てくるんですが…何故かタイムリープの薬を開発してしまいます。これが原田知世が83年版で演じた和子という設定。

記憶の片隅にある深町カズオを思い出した途端に事故に会い、動けなくなって、娘が代わりにタイムリープで1972年に向かうわけですが…タイムリープの薬って、蟻が消えただけでタイムリープできると信じて、確認もしないで大事な娘に使わせるなんて、危険かもしれないのによく行かせたね!(笑)
まあ映画の勢いです。

そして、間違って1974年に行って、8ミリ映画青年中尾くんと出会うわけです。

あんな可愛い娘が文字通り空から降ってきて、「家に泊めて!」なんて言われたら、そりゃ誰でも泊めますよ!(笑)
自ら「こんな美少女に…」って言っちゃうしね(笑)
うーん、確かにあなたには勝てる人そういませんよ!(笑)

ここで8ミリ撮影とか沢山出てくるんですが、まあ、時代を感じさせますね(笑)
それから、キタキマユと松下優也くんは演劇部の役をやってますが、自主映画には演劇人脈が関わる事が多いですよね。なんか、どこでも同じっていう感じがしました。妙に懐かしくて、生々しいというか(笑)

だんだんと仲さんと中尾くんが意識し始める雰囲気も良いですね。相合傘やお風呂屋に行くあたりはとても爽やかで、ぎこちない感じがくすぐった かったです。

お風呂屋のシーンなんて、サービスカットでしょ?(笑)
風呂あがりに素晴らしいシーンが待っておりますよ!ダンナ!←誰?

27世紀の深町カズオを呼び出すアイデアは、まあ良いとして、何で若くない深町カズオが出てきたのかは、謎(笑)

若い深町カズオが高柳良一っぽくてね。意味深なキャストを選んでるなと思いました。

大人の深町カズオは石丸幹ニさん。劇団四季出身、映画初出演らしい!びっくり。なかなか他にない存在感ですね。カッコイイですし。

さてさて、中尾くんとの別れで、仲さんがバスを追いかけるシーン。

久々、泣けましたな…。
仲さんの演技が良くてね。

…私が涙腺が弱くなったというのもありますが(笑)
本当に残酷ですね。わかっていながら、という。切ない。

幼い頃の和子がね、まためっさ可愛いんですよ(笑)石橋杏奈さんといいまして。セブンティーンモデルもやってるそうです。
多分みーみさんなら溺愛してしまうような可愛さですね!(笑)

非常に清潔感ある美しさ。仲さんの現代味溢れる美しさとはまた違って、 愛らしいです。
昭和の女優さんが持っていた気品を感じました。
実際にはめちゃめちゃ現代っ子ですがね!(^w^)

いやー女優は…怖いですね(笑)

映画を通して1番感じたのは、やっぱり時間の残酷さ。時間は全てを変えてしまいます。
だから美しい、大切な記憶、それを守ろうとするんですよね。切ないとは、守ろうとしながらも失われてしまう記憶の割れる音なんだと思います。

そんな感情を時間旅行、美しい景色、少年、少女で切り取ろうとするから、何度も映像化されるんでしょうね。

大林さんはハッキリ言って俳優たらしですからね(笑)いい気持ちにさせてくれるんでしょう。だから、83年版は怪しさ溢れる演出も相まって、特別なんだと思います。

この2010年版はその怪しい光を放つ83年版を意識しながら、新たな光に置き換えて作り上げたと思います。懐かしさを感じさせる程度に。

だから超える、超えないではなく、オマージュそのものなんだと。雰囲気を感じさせるレプリカ。

原田知世が演じた和子も既にノスタルジーの彼方にある少女でしたけど、 この2010版も83年版にあった少女像に近いですね。「ウケルー」とか言ってますけど(笑)

確かに理想の初恋と言われる映画ですね。素敵でした。