映画:BALLAD-名もなき恋のうた- | リストクラッチ・エクスプロイダー

映画:BALLAD-名もなき恋のうた-

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avexの香りがしないこの映画でalanが主題歌。

監督の熱烈オファーだと言う。

ま、どこまで本当か別として(笑)、←信じてない

大変喜ばしい事だ。

もちろん今回はバランス的にも悪くない。

山崎監督は『三丁目の夕日』で成功した人だし、これまでも話題作を作って実績がある人だから、

発言力も強くなる。

映画はやはり、監督が色々決定できるべきだ。

役者も監督について行く。

意見はするが、ディレクションはあくまで監督。

配給の意見の力が強過ぎては良くない。

役者やスタッフの監督に対する言葉から、とても信頼している事実がわかる。

それが配給により潰された時代には映画は低迷した。いや、いい映画はあったが、商売的には失敗し、駄作が生まれた。

“売れる映画をやる+やりたい映画をやる”

の両輪がうまく作用してやれるのが理想的。

映画とは商売であり、同時に芸術でもある。

時にバランスがうまくいかないが、

やはり監督中心に、上記の両輪がうまく作用し合えば、映画の黄金時代となる。

今回はやりたい映画をうまく消化できたようだ。

今回の作品はいつもの絶妙なVFXとテクニックを使うが、あえて実写を大事にしたのがわかる。

決闘シーンや、多くの人物のシーンを長回しにして、テクニカルな面だけでなく、人の動きを生き生きと描いた。

役者も相当プレッシャーがあったはずだ。迫力だけなら短いカットの方がやりやすい。

結果、ただカッコいいだけの戦乱では無く、非常に人間くさい映画となった。

戦国時代に現代の普通の人間、現代の車という、新鮮で不思議な光景も面白い。

のほほんとしていながら、悲哀や迫力に満ちた戦国時代の寓話が出来上がった。