山岳レスキュー講習会 その3
朝6時半起床、7時朝食で8時から10時まではJAN講師による座学。
その後外に出て弱層テストの実地。
昼食に戻って午後1時から訓練。
今度は人間と同等の人体(雨具に雪を詰めて容積を稼ぐ)を埋めての捜索から気道確保、搬出
まで一連の作業で行う。
班が下山途中、雪崩に遭ったパーティに遭遇して救助するという設定で、それぞれリーダーを
兼任する。
要救者を発見し、状況を聞き、捜索指示をだし、要救を避難させつつ救助要請連絡し、
2次災害のウオッチしつつ、時計を見てタイムを計り、指示を出すという流れ。
ビーコンの性能が素晴らしく、大体50mくらい離れていても おおよその場所までは
2,3分で判明し、プローブでヒットし掘り起しまで5分。気道確保まで7分で、全体掘り起し完了
し、ツエルトでの保護から搬出まで10分程度。
2班に分かれての作業である。
とにかく疲れる。時間との闘いでもあるが、掘り起しがもう大変なのである。
もう、掘りまくりなのである。
その後はビバーク訓練で ツエルトとザックを使ったスノードーム作製(かまくらね)
日没までひたすら掘って埋めて掘って埋めて
終了。
今夜は懇親会。しかしなんで山屋さんはビール以外日本酒なのであろうか?
スコッチを持参したらとても喜ばれたのである。
続く。