「自分を磨く」
あなたは、あなたになるために努力をする。
『古鏡(こきょう)』昔、あるお坊さんが来る日も来る日も「座禅(ザゼン)」を行っていました。
位(クライ)の高いお坊さんが毎日、必死に座禅を組んでいるお坊さんに言いました。
「あなたは何のために座禅を組んでいるのですか?」
座禅を組んでいたお坊さんは答えます。
「私が座禅を組んでいるのは仏になるためです。」
「仏になるため・・」と
位の高いお坊さんが言うと近くに落ちていた「古い瓦(カワラ)」を拾い近くの石で必死に瓦を磨き始めました。
「なっ、何をなさっているのですか」
位の高いお坊様は言いました。
「瓦を磨いて鏡にしたいと思っているのだ」
「瓦を磨いて、鏡になどなるはずがないでしょう」
「では聞くがお前は座禅をして、仏になれると思っているのか?」
「お前は仏になるために座禅を組むのではなく、お前になるために座禅を組むのだ」
人は何故、目標(人生の目標や会社での目標など)を持ち精進(ショウジン)をするのでしょうか?
答えは「社会の為」でも、「誰かの為」でもありません。
本当の答えは「本当の自分になるため」です。
人は目標を達成するたびに自分の可能性に気づきます。
「自分はこんなにもできたんだ!」
「自分にもできるんだ!」と。
自分が知らない「自分」と出会う瞬間です。
ここから逃げたり、ごまかす人は「やはり自分には無理」とか「あの人は特別だから」と本当の自分を見ることが出来なくなるのです。
次から次へと目標を掲(カカ)げ、精進するのは「本当の自分と出会うため」です。
誰のためでも何のためでもありません。
すべては、「自分のため」なのです。
しかも、自分のためになるこは結果として
会社のためとなり、
社会のためとなり、
国のためとなることを忘れてはいけません。
「自分を磨く」ということは仲間を磨き、社会を磨き、国を磨くことなのです。
さあ!今日も「言葉のちから」を信じて「私は私のために」と自分に語り掛け、 自分を磨きましょう!
