大相撲10年半、ちゃんこ屋を苦節13年の
元力士の観点から大相撲を語ります!
第十一回目は「相撲教習所」
相撲教習所は、両国国技館の裏側にある建物
の二階にあります。
半年間通います。
私も63年春に初土俵を踏み、他の同期生と
一緒に両国国技館に通いました。
私が入門した二所ノ関部屋には、同期が
私一人で心細かったのを思い出します。
帰りは何時も井筒部屋のお相撲さんと帰って
ました。
朝早く教習所に行き、先ず国技館の周りを
ランニングします。
私は何時も若貴兄弟の後ろを走り、足の筋肉
が凄くどうやったらこんな足になるのか
研究していたのを思い出します。
など稽古をします。
時には同期生だけでトーナメントをしたり
しました。私は曙さんにつり出された記憶は
今でもハッキリ覚えています。
昼ごはんを食べてから、授業があります。
この時にカレーライスに生卵を入れて食べる
というスタイルを知りました。
お腹も満たされ授業の時間帯は、眠くて
しょうがなく寝ると教官に棒で一喝
「カツンッ」とされます。
勇鵬さんにやられて超痛かったのを今でも
ハッキリ覚えています。
終わります。
今でもほとんどの元力士がしっかり歌えます
どの力士も相撲教習所の時の記憶は鮮明に
など鮮明に覚えています。
曙さんと八木ちゃんが揉めて曙さんの浴衣の
腕の所が破れノースリーブ浴衣になった…
それがノースリーブの始まりだなんて
盛り上がります。
過ごし絆が生まれる相撲教習所はステキな
場所でございます。