ブログを日記など自由にやるのは良いけど

読んでくれる方々に為になる情報を提供

しないとダメダメと聞いて…

私が、為になる情報をと言えば大相撲の事か

プロレスの事ぐらいかなと…


大相撲かプロレスの事なら、どんな偉い人と

でも話を出来る自信があるという事で…


新シリーズ!

「大相撲を元力士のちゃんこ屋が語る」

10年半の力士経験者の観点と、苦節13年の

ちゃんこ屋の観点から大相撲を語ります。


まず第一回は「番付表」。
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この一枚に大相撲関係者全員の名前が載って

いて、その場所の「ランキング表」です。

ざっと下の絵で伝わると思います…
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東と西は東が上になり、東横綱が一位

西横綱が二位といった具合で、それが序の口

まで東、西と延々と続きます。

番付表の一番上の太文字コーナーが「幕内」

二段目の太文字が「十両」その横が「幕下」

三段目が「三段目」、その下が「序二段」

一番下の字が細々のところが「序の口」。

真ん中が「行司」「審判」など。

左下には「呼び出し」「床山」もあります
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一番、質問が多いのは力士の上の字。

これは下の写真にも書いてありますが…

「同じ」これから下は、みんな前頭で同じ

ですよ〜って。点になっているのは略して

ある感じです。
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「番付一枚違えば虫けら同然」なんで言葉が

あるくらい、大相撲の世界は「番付」が全て


A力士より実力があっても番付が下なら

食事も、全てA力士の後になります。

元力士の観点から言うと、逆にイジメられた

先輩の番付で追い抜く快感は相当なものです。


真ん中の「蒙御免」は御免(ごめん)を

蒙る(こうむ)と読みます。
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意味としては公儀(お上)の許可を得た事を

掲げたもので江戸時代から続いています。


番付発表の時は前の場所勝ち越した力士が

取りに行くのが通例で、1000枚1パックに

なっていてメチャクチャ重くそれを3パック

持って長い距離歩き良い稽古になりました


あと番付が序二段から三段目、三段目から

幕下に上がる嬉しさ、ワクワク、ソワソワ

する感じは今でも夢で見ます。

何故か十両に上がった事無いのに、来場所

新十両が決まったなんて夢を見た事も…