今回は、大相撲大改革ではなく私が

力士の食生活の事を書きます。


私が入門した二所ノ関部屋は言わずと

知れた名門中の名門で、出羽海部屋

立浪部屋などに並び最初に出来た

昔から有る相撲部屋です。
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私が入門した昭和63年春は麒麟児関

大徹関、鳳凰関、大善関4人の関取が

いました。


親方には師匠である二所ノ関親方、

部屋付き親方の浜風親方、

若者頭の佐賀光さん…

世話人の滝見山さんがいました。


滝見山さんは国民栄誉賞の大鵬親方に
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ぶつかり稽古で胸を出して横綱までに

したといわれている人でした…


滝見山さんが新弟子の私に言いました

「お兄ちゃん、今の力士は昔と違って

ステーキだ、焼肉だ、ハンバーグだの

食べてぶくぶく太りやがって日本人は

小錦とかの外国人と違って胃腸が強く

ないんだよ…同じように食べてたら

直ぐ病気になっちまうんだよ…

わしらはちゃんこ鍋とご飯で体を

作って来たんだよ…分かるか?」

その時は子供すぎて何が言いたいか

よくわかりませんでした…


つづく