ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記 -97ページ目

ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記

大相撲取材歴20うん年!よっちゃんです!

 

 取り壊すことになっている原発はどんどん建て替えろ、古くなった原発は延長して活用せよ―。

 大相撲九州場所千秋楽(11月27日)の翌日に飛び込んできたニュースには、びっくりしました。

 

  2011年3月の東日本大震災で、福島の原発はメルトダウン(炉心溶融)して放射能汚染が広がり、周辺住民は住めなくなり、多くの人命と安全が奪われました。

 

  あの事故の教訓から当時の政府は、近い将来、原発の稼働はなくす、使用を減らしていくという方針を打ち出しました。世界各国でも、原発の停止、廃棄の方向をきめる国が相次ぎました。

 

  自分もそれしかないと、当時強く思いました。

 

  被災地に出かけて、ささやかな支援活動に参加してきました。看護師の友人は毎月、被災地に駆けつけ、先の見えない原発被害に苦しむ人たちを激励してきました。

 

  10年以上たって、被災地は復興が進み、施設も立派になりました。立ち入り禁止区域もほとんどなくなりました。

 

  でもそれは表面上のこと。故郷に帰ることをあきらめたり、将来も健康で生きていけるのかなど、住民はいまも不安を抱えています。

  

  コロナ過で国民が苦労し、苦しんでいることもあり、原発どころではないよ、という空気も、確かにあります。

 

  ただ、原発事故というのは、忘れてはならない大事なことの一つだと、自分は思います。

  3・11のあとに知ったことですが、時間、空間を超えて被害を広げる「死の灰」をつくらない原発はいま、世界のどこにもないのです。

 いったん「死の灰」がつくられたら、人類はそれをなくす、消す、閉じ込める方法を持っていないんだそうです。

 

 今の原発技術は本質的に未完成で、危険なもの!という専門家の指摘が〝原発ど素人〟の自分の頭に、いまもこびりついています。

 

 それを、政府はウクライナ問題を口実に、科学的な検証もなしで「原発の最大限活用」を平然と打ち出しました。その神経は、まったく理解できません。

 

 〝11年も経てば、原発問題なんか風化している〟とでも思っているのでしょうか。

 でも、多くの人々は、忘れてはいませんよ。

  

 

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