ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記 -96ページ目

ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記

大相撲取材歴20うん年!よっちゃんです!

 

 今週も相撲外の話。

 障がい者福祉施設でアルバイトをしていたことがあります。障がいを持つ人の手伝いができないものか、という、単純なきっかけでした。

 

  あるとき、管理者から「アンケートに協力して」と、用紙を渡されました。

 

  内容は、この施設で利用者に暴力をふるったことがあるか、そうした現場を見たことがあるか、など、かなり物騒なもの。全く身に覚えがないし、他の職員がそうした行為をしていたなど、みたこともない。

 

  この施設には関係ないアンケート、とほっておいたら「ぜひ書いて」と催促されました。

 

 「行政からの要請です」と困っていたので、協力して書きましたが。

 

  最近の静岡県裾野市の保育園での、幼児に対する虐待行為や、精神障がい者が通う施設での暴行事件の報道を聞きながら、そのアンケートを思い出しました。

 

  大半の福祉施設では、職員たちが、通ってくる利用者に寄り沿って働いています。安給料など報われない待遇のなかで、歯を食いしばりながら、懸命です。

 

 そういう人たちの献身的な姿には、いつも頭が下がりました。

 

 中には確かに、人間として許しがたいやつもいます。

 2016年、神奈川県相模原市の精神障がい者施設で元職員が「障がい者はいなくていい」と19人の障がい者を殺し、多数の職員らを傷つけた事件などその典型です。

 

  事件は世間に大変な衝撃を与えました。行政がピリピリするのも、わからなくはなりません。

 

 でも、働いていた施設の職員はほんとうに献身的で懸命な人ばかり。利用者とともに、その幸せのためにできることは何かと、必死の努力をしていました。

 

 理解に苦しむような行動をとる障がい者も、ときにはいます。でも、そうしたなかで職員たちは懸命に勉強し、専門知識を積み、話し合い、利用者に寄り添いながら努力しています。

 

 なぜそうした異常な事態が起こるのか、多くの施設で職員たちはどんな努力をしているのか。行政の担当者はもちろん、専門家、学者、政治家はその現実を徹底して研究、追及してほしい。

 

 わずかな経験、見聞きしかしていないくせに口幅ったいですが、切実にそう思います。

  

 

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