最近、ある新聞記事に衝撃を受けました。コロナ過の中で、子どもたちにスマホが深刻な影響を及ぼしているという内容です。
〝もう読んでいる〟という方もいるかもしれませんが、あえて取り上げさせてもらいます。
『東京新聞』が3月末に掲載した「ネット依存 コロナ禍の子どもたち」という連載記事です。
『東京新聞』は、大手ブロック紙の『中日新聞』東京本社が発行している関東地方を中心にしたブロック紙ですが、大相撲春場所が終わった直後の3月28日付で、スマホを長時間使う子どもは学力が低いという内容が載りました。
スマホが子どもにさまざま影響を及ぼしていることは以前から指摘されています。
東北地方のある研究者は、小中高校生の生活習慣と学力を、7万人という膨大なデータをもとに分析した内容でした。
そこでわかったのは、2年間使用し続けている子どもたちの学力ががくんと低下していること。逆に最初スマホを使用していたのに、翌年度は使用をやめた子どもや、2年間使用しなかった子どもの学力は向上していったというのです。
学力が低下していくのはなぜか。この研究者は、120人の子どもたちの脳をMRI(磁気共鳴画像装置)で観察し、3年間追跡調査したそうです。
その結果、ネット使用の習慣がなかったり少なかった子どもは、大脳皮質と大脳白質の体積が順調に大きくなっていました。
一方で、ほぼ毎日使う子どもの体積はほとんど増えなかったそうです。大脳皮質と大脳白質は物事を認識していくのに重要な役割を果たすものだそうですが、その発達が止まった状態だったといいます。
小さな画面でたくさんのアプリがひんぱんに切り替わる、切り替えるために物事に集中しにくくなっているからではないかと、研究者は分析しています。
こういう分野について自分は、まったくの素人です。またこの方の研究がすべて正しいものかどうかなど、自分には判断もつきません。
しかし、この大変な量のデータを分析し、しぶとく追跡調査している研究は、もっと重視していいのではないか。
これは子どもを対象にした研究です。成人、大人の場合はどうなのかについては、まったく触れていません。
でも、日々、かなりスマホに頼っている自分や、電車でも街中でも、スマホにしがみついている姿を見かけると、大人にまったく関係ないといえるのかどうか……。
15日間、相撲ばかり見続けてきた頭を、ガーンとやられたような感じでした。
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