最近、ウクライナ支援疲れが出ているということを聞きます。
ロシアが、ウクライナに土足で踏み込んで侵攻していったのは、昨年2月でした。
ロシアはすぐウクライナから手を引けと、世界各地でウクライナ支援の声、活動が沸き起こりました。
いま、ウクライナは各国に”さらなる支援を〟と呼び掛けています。
これに対してロシアの大統領は〝ならば核兵器の使用だってやるぞ〟と、むき出しの脅し。
この後に及んでも、他国民の命や生活など一切無視です。
ただ、ウクライナの最近の訴えが〝さらに強力な武器を、軍事支援を〟となっていることが気になります。
これにこたえて、各国が世界最強の戦車とか、戦闘機、武器を相次いで提供するなど、軍事支援はエスカレートする一方です。
このままいけば、ウクライナだけでなくロシアの若者の命も、さらに失われていくことになります。
〝それが戦争というもの〟などと、いわゆる戦争に詳しい意見には、どうしてもなれません。
激しい殺し合いのエスカレートが、ウクライナの人たちを支援したいと思っている人の気持ちに沿うものかどうか。
支援疲れと言われる背景に、こういう懸念が横たわっていないかどうか…。〝
先日、『日御子(ひみこ)』(帚木蓬生=ははきぎ ほうせい著)という本を読んでいて、一つのヒントを見つけた気がしました。
同著は、いまだ謎だらけと言われる邪馬台国(やまたいこく)に登場する「卑弥呼(ひみこ)」を取り上げた小説です。
邪馬台国については、多くの学者、著名な作家がいろいろ書いています。
『日御子(ひみこ)』は、古代国家をまとめる役割をになった女性が、軍事力や武器を用いてではなく、言葉とコミュニケーションで各国の王らを動かし、和平を築いていったという筋です。使役という歴代の通訳を主人公にしています。
帚木蓬生氏という一作家の、一小説にすぎません。ただ、ロシアのウクライナ侵攻はじめ、すさまじい殺りく状態になってしまったイスラエル―ハマスの争いを見ると、現代社会に通じる一石を投じているような気がします。
〝現実を知らない青臭い、素人考え〟かもしれません。が、現代の〝えらいさん〟にも目を通してほしい、などと思ってしまいました。
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