ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記 -175ページ目

ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記

大相撲取材歴20うん年!よっちゃんです!

 

           

 尾車(おぐるま)親方=元大関琴風=が4月の定年を前に行った会見(21日)を聞きながら、弟子を育てる難しさについて、考えさせられました。

 

  会見で尾車親方は「人が人を育てる、素晴らしい職業だと思うが、難しさも体現させてもらった」と語りました。

 

 確かに、相撲界に入ってくる弟子たちは、年齢や生まれた環境、個性など、何もかも違います。そういう子弟を他人から預かり、伸ばし、厳しい競争社会でたたかえる人材に育てていく仕事ですから、実に大変なことです。

  

 ですから、本場所で部屋の力士が登場すると、心穏やかに見ていられないという人もいます。ある親方が「いつもドキドキだよ。自分が相撲を取っていたほうがよっぽど楽だ」と、語っていたのを思い出します。

 

 尾車部屋では、豪風(たけかぜ=現押尾川親方)、嘉風(よしかぜ=現中村親方)はじめ有力な力士が何人も育ちました。取材で何度か訪ねましたが、彼らは実に個性豊かで、のびのびと力を発揮していた印象があります。 

 

  親方自身、大けがで、首から下がマヒするなど大変な苦労をしてきました。必死にリハビリを続け、弟子の育成に力を注ぎ、協会の中心メンバーとして活躍してきました。

 

 そのなかで「努力は裏切らない、自分で努力して、結果が出るまで努力しろ」と言い続けてきたそうです。

 それが、弟子たちの胸にも響いたのではないか。そんな気がします。 

 

 人を育てるというのは、ほんとうに難しいことですね。

                              ◆  

 10日目、高安が、1分を超える目まぐるしい相撲を制して、全勝を守りました。

 新大関の御嶽海は、大学時代からのライバル・北勝富士の厳しい寄りに敗れて2敗目を喫して一歩後退。優勝争いはいよいよ熱くなってきそうです。

 

 にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
↑ランキングに参加していますので、ポチッと応援していただけると嬉しいです