東京オリンピック、パラリンピックでまた逮捕者です。
今度は大会組織委員会の元次長です。テスト大会、本番運営などの入札を、広告大手の電通と事前に調整しながら、特定業者に割り振ってきたという疑惑です。
元次長は〝彼がいなければ五輪はできなかった〟といわれるような切れ者だったそうです。
昨年は、やはり電通出身の元理事らが大会のスポンサーを選ぶさい、大手洋服メーカーやら大手出版会社などから2億円を超えるわいろを受け取っていたとして逮捕され、大きなニュースになったばかりです。
この元理事も「彼がいなければこのスポンサーと金は集められなかった」言われた〝切れ者〟でした。
こうした〝切れ者〟にすべてを任せていた責任者の責任はどうなんですか。何も知らなかった、甘い汁など吸った覚えもない、ですむのですか。
疑惑が報じられるたびに、メダルの価値は確実に下がっている気がします。
スポーツ選手にとってオリンピック、パラリンピックは最高の舞台、そこでメダルを獲得することは、これ以上ない名誉です。
ところが昨年から伝えられてくるのは、世界最大のスポーツイベントを食い物にしてきた薄汚い話ばかり。血のにじむような努力をしながら奮闘してきた選手の気持ちを思うと、なんともやり切れません。
このままいけば選手たちは〝あの東京オリンピックに出場しました、メダルを獲得したのですよ〟と、胸さえ張れなくなってしまうんじゃないですか。
一昨年、東京オリンピック、パラリンピックが強行されたとき、自分は、酷暑であろうが、選手の命がどうなろうが、国民がコロナで苦しもうが、とにかくカネのために中止するわけにはいかないというのはおかしい、異議あり、と本ブログでたびたび書いてきました。
しかし、当初計画の3倍近い膨大なカネ(大半が税金!)を投じて強行された大会の裏で、〝切れ者〟メンバーらが公金を湯水のように使い、うまい汁を吸っていたことが次つぎに明らかになる。異常すぎます。
国際オリンピック委員会(IOC)がオリンピックの商業化を進めた時に、この仕組みが作られてきた、と自分は見ています。
オリンピックは、このへんでいったん休んで、根っこから考え直してみる時期にきてると思うのですが、どんなものでしょうか。
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