相撲の基本中の基本である「四股(しこ)」。


一見、足をあげるだけの単純動作に見えますが、腰を降ろした状態での体重移動、下半身と上半身の連動、バランス感覚など単純な動作の中に様々な要素が入っています。

何より四股で一番大切なことは、精神力。単純であるからこそ奥が深く、単純だからこそ簡単に妥協することができる、まさしく「自分と戦う」トレーニング。選手生命が長い人ほど、四股に取り組む時間が長いです。

私も社会人になり、8年目。単純で簡単なことである「当たり前のこと」を疎かにしないことを生活の第一にしていますが、長年にわたり四股というトレーニングから培うことができた、思考だとつくづく感じています。





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