NLPマスタープラクティショナーのジュンです。
1.これはカタログハウスで買った、ダイヤル式のスニーカーです。
かかとのダイヤルを右に回すと、足の甲から踵周りにまで張りめぐらされたワイヤーがキューッと締め付けられます。靴の中で足がカチっと安定し、ゴキゲンです。
しかし、今回はこの靴の自慢が本題ではありません。
でもこのイメージを覚えておいてください。
2.次に、藤本靖先生の「耳ひっぱりワーク」の話しをします。
立っていても座っていてもかまいませんが、できるだけリラックスし、背筋を伸ばした状態で、
両手で両耳をつまみ、やさしくひっぱってみてください。
たったこれだけ。
すると、鼻が通ってくるし、みぞおちのあたりが緩み、呼吸も楽になってきます。背中のこわばりも取れてきます。
しかしこれもまだ本題ではありません。
「耳ひっぱりワーク」の真価については、決してこんな字数で語れるものではなく、くわしくは先生の著書を読んでいただきたいのですが、
しかし、ここでは、
「たったこれだけのワークでこんなにも体が楽になる」
という驚きを実感していただきたかったのです。
3.というわけで、本題はこれからです。
水道メーターのところに、こんなバルブ装置がありますね。
では、このバルブ装置の、赤いダイヤルの部分だけ、自分の背中、左の肩甲骨のあたりにとりつけてみてください(もちろん、あくまでもとりつけるイメージだけでよいのです)。
そしてこのバルブ(ダイヤル)を左まわりにクルクルとまわし続けます。可能ならば、ダイヤルの動きに合わせ、すこし大げさに筋肉を反応させてみます。
するとどうでしょう。肩甲骨と肩甲骨のと間が緩んで行き、みるみる背中の凝りがほぐれてきませんか。
つまり、ダイヤルといっても、靴とは逆で、緩めるほうに使うわけです。
(注意:人によってはダイヤルの位置は右のほうがよかったり、まわす方向も逆のほうがよい場合もありえます。その場合は躊躇なく逆転させてください)
次にこのダイヤルを首のところにつけ、また左まわりにクルクルとまわしてみましょう。
みるみる首の凝りがほぐれて行きます。軽い頭痛なら治ってしまうかもしれません。
すごいでしょ。
実はこれ、K(体感覚:ダイヤルをまわす)でK(体感覚:筋肉をゆるめる)を操作しているわけですね。KとKだからすごく自然で、親和性がよいのです。
そしておそらく、さまざまな応用が可能です。実際に試したわけではありませんが、
胃の近くにダイヤルをとりつけて、胃痛をコントロールする、とか、
おデコにとりつけてお肌のうるおいコントロールし、化粧ののりをよくする、とか、
「あなたにとって食欲の座と思える部分」にとりつけて、食欲をコントロールする、とか、
それぞれの問題があまり深刻でなければ、やってみる価値はありそうです。
4.ところで、
過去記事【アンカーにはじまりアンカーに終わる(1)】で私はストラテジーのワークによって胃痛の強度を10段階の6から3まで下げることができました。
その直後、次のダイヤルワークによって、この強度3を、ただちに0まで下げることに成功したのです。
そのやり方です。
(1)強度3の位置に調整されたダイヤルをイメージします。
(2)そして、ダイヤルの目盛りを一気にゼロ(切)まで戻します。クイッ、クイッと。
たったこれだけです。胃痛がきえました。
ダイヤルセラピー、なかなか強力です。
今日はここで力尽きたのでこれまでとします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
藤本靖先生についてはまた改めて語ることにしたいと思います。