中学校に通う理由

①義務教育だから。
 現代の日本に産まれたからこそ、戦争も飢えもなく、子供時代から働いて食い扶持を稼ぐ必要もない。日本ではない貧しい国に産まれていたら、違う生活だっただろう。国が中学校まで義務教育と決めているのだから、与えてもらうものだけ享受して、義務を怠るのはどうなのか?最低限の教養ラインなんだよ。

②社会に出る訓練だから。
 生きていくためには、他人と係わらずには生活できない。自分だけで誰にもかかわらずお金稼ぐことはできない。あなたができるというのなら、その方向に努力しなよ。それを見せてくれるなら私も見守るよ。学校は嫌なことや嫌なやつに耐えたり、避けたり、乗り越えるたりする訓練の場所なんだよ。子供時代なら思い切り、喧嘩したり失敗したりも許されるしやり直せるでしょ。楽な逃げしか打たないで、大人になって働けると思ってんの?いうか、生きていけると思ってんの?

③学校に行くと楽しいから。
 学校に行くと楽しいって子もいる。だけどその子達は学校が楽しい場所になるように頑張った結果だよ。一緒にいるとワクワクしたりホッとしたりする親友は自分で探して見つけるものだ。あわないことがあってもすりあわせながら、関係を育てて楽しい場所にしたんだよ。勉強できて試験の結果が楽しみな子も運動できて身体動かして楽しい子も、何かしら頑張って自分で手に入れたんだよ。見かけがよい子だって太った時に節制したり、鏡の前で髪の毛練習したり何かしら努力があるよ。自分が何もしないで楽しい環境が自分に降ってこない、待ってるだけというのは、怠け者でワガママすぎるんだよ。

④日本は平均、普通が好きで異質なものを排除する。普通以外生きにくい世の中だから。
 「みんな」が学校に行って新卒で仕事する世の中で、学校に通わない人って、日本の「和」の中からはみ出てしまう。「みんな」とか「なかま」とか「私達」とかからはみ出てしまうことが怖い。親が心配するのは一番ここなのだと思う。「和」から外れるのは中学生じゃなくてもいつでもできる。大人になって「俺は一匹狼だぜ」というならその時だって外れられる。だけど、一度、外れてしまったらこの同質社会の日本では戻れないだろう。後から、やっぱり「みんなと一緒がよかった」時に後悔するだろう。「親の安心感のためだろ?
」と言われそうだけど、子供の行動に親の安心感を求めるのはそんなに責められるものなのだろうか?「私利私欲のない愛しか受け付けません」という子供の心はワガママすぎんだろう。「誰の金で食べてると思ってるの?」とモラハラ夫が専業主婦さんに言うようなことを言いたくなってしまう。

あー、もうグルグルグルグルしてる。

考えることを放棄してる息子は、「愛情貯金が足りない状態だから、安心感ができたらまたゆっくり考えられるようになる」ようなことを昨日、先生がたに言われた。

母だって息子からの愛情不足してるから!

バカ息子で嘘つきで怠け者でも、あなたが大切だって言ってんでしょ!
あなたも自分を大切にしやがれ!!

あー!明日は学校に行けますように笑い泣き