カントリー・ウォーク
先週末は冷え込んで、最低気温が氷点下に下がりましたが、快晴。
友人に誘われ、カントリー・ウォークに出かけました。
この教会からスタート。
典型的なイギリスの田舎の風景です。
時間は午後1時半。
イギリス人が言うところの「ウォーク」というのは、日本人が言う「ウォーキング」とは、かなり違います。
たいていは、道なんか無いところを歩きます。
こんな風に、農場とか放牧地の境界線になっている灌木に沿って、なんとなく道があるので、そこを歩きます。森の中を歩くこともあります。
写真で見ると、ずーっと平地みたいに見えますが、なだらかな丘になっていて、斜面の登りは結構きついです。
日が当らない場所は、霜が降りたまま地面が凍ってました。
こちらは、丘を下ってきて、平地からさっきまでいた小高いところを見たところ。
羊さんと遭遇。
羊はとても臆病で、人の姿を見ると、走って逃げてしまいます。
素早くカメラを出したので、こんな写真が撮れましたが、この直後、一目散に逃げて行きました。
羊の後は牛の親子に出会いました。
これは、母牛が警戒してて、ちょっと怖かったです。
牛は大きいので、あんなのに攻撃されたら、人間に勝ち目はありません。
通り道を通せんぼしてる形で二頭立ってて、困りました。
母牛と子牛の間に、歩いて抜けられる間隔があったんですが、友人が、「絶対に二頭の間に入ってはいけない、母親の後ろを通ること」っていうのです。
だけど、母牛の後ろはすぐ木で、人間が通り抜けられる隙間はありません。
そんなー...と思いながらも、近づくと、牛さんがのいてくれました。
子牛を無視して、こわごわ、そのままそーっと抜けました。
そしたら牛の親子も人間の一行にくっついて歩いてくるではありませんか!
でも、とちゅうで飽きたのか、何事も無かったかのように、止まって、草を食べ始めました。
農場を延々と歩いて、森を抜けて、またスタート地点の教会に戻った時は、すでに暗くなり始め、寒かったです。
時間は4時前。
今回は、5歳の子供がグループの中に居たので、かなりのスローペースでしたが、結構歩きました。
こんな小さなころから、冬にこんな長距離を歩かされるんだから、イギリス人は健脚なはず。