Upcycling | Signoraのブログ

Upcycling

誰かからの英語メールで、この言葉を初めて見ました。


upcycling (アップサイクリング)


Recycling (リサイクリング)に関連することばで、逆の意味で、Downcycling (ダウンサイクリング)と言う言葉もあるらしいです。

知らなかったなー


今、行われているリサイクルは、実際にはほとんどがダウンサイクリングで、不用品を最初の価値より下げて、再利用しているという考え方です。アップサイクリングは、ある物の本来の価値をそのまま維持しつつ、別の形で利用できるよう工夫するということ。


英文和訳、和文英訳を仕事として引き受けることもあるシニョーラは、新しい言葉に対して、常にアンテナをあげて情報をキャッチしてないといけないのに、だめじゃん、こんなことでは。


しかも、「アップサイクル」ということばは、建築廃材についての話のなかで、初めて建築家が使ったのが、すでに15年くらい前のことだそう。アメリカでは、「リサイクル」ではなく、「アップサイクル」運動が相当進んでいるらしいです。

もっとも、ここイギリスでは、アップサイクルと言う言葉こそ耳新しいですが、現実にはリサイクル・ショップ、チャリティー・ショップで古着やセカンドハンドのものを売ってる例がたくさんあり、古いものを大事にする伝統は、「アップサイクル」そのものとも言えるでしょう。


環境関連の翻訳をすることが多かったのに、そう言えば最近は仕事もないし、環境分野への個人的関心も薄れて、新聞記事も見てなかったっけ。反省!


話は変わりますが、シニョーラの仕事になくてはならないのが、Wikipediaの英語サイト。たぶん、ウィキペディアを使わない日は一日も無いです。

これが、なんとアメリカの著作権法案に反対して、24時間、使えなくするそう。(現段階であと20時間)


使える間に、仕事を進めることにします。