茂木健一郎著「脳が変わる生き方」PHP研究所を読んで、ハッとさせられた文章を抜粋します。あくまで、自分自身のために、覚書として。
P70、「自分と同じ木は、この社会の中で、何キロも先にしかない。自分と共鳴できるような木は、ものすごく遠い先にしかないのに、そういう人にもし出会えたら、それは本当に幸せなことです。そして途中に、いろいろな違う種類の木があっても、それはこの社会の素晴らしい多様性を表現しているのだと思うことができれば、こんなに楽しいことはないのではないでしょうか。」
アマゾンの生態系の豊さや金子みすずさんの詩を引用しながら、脳の本質、文化の本質をついた一文です。
なかなか全てをさらけ出せる人、何もかも気の合う人なんていない。それは普通のことなんだと思えました。
P68「人が成長し、変わっていくためには、自分とことなる人の存在を許さないといけない。そういう人がいることは、実は、大事なことです。そういう人がいないと、自分を映す鏡がなくなる。みんな同じだったら、独裁者か、成長の止まった自己満足に陥ってしまうでしょう」
他人を許すということは、実は難しいこと。許すことは成長するための第一歩。常に心に留めておかなけれいけない言葉です。
勉強をやるにあたって…
P80「根拠のない自信を持つ。他人と比較しない。劣等感を持たない。」
P137「いかにして偶有性は回復されるのか。それは他者に会うことです。他者に会うことによって、自分の心がかつて持っていた、世界について知識を持っていない状態、未分離の状態、それに出会えるわけです。」
偶有性とは…自分の人生で何が起こるか分からないこと。
P167「自分を決めつけないこと。自分の正体が分かったと思わないこと。このことさえ覚えていたら、これから先の人生で、絶対、面白いことが待っています。人生で一番大切なことは、この偶有性と向き合うことです。どうなるかわからないということが楽しいと思えたら、人生は本当に素晴らしい。」
P187「偶有性を楽しんでいる状態の、最も高度なレベルとは、子どものときの遊びです。無我夢中になって、気づくと日がくれていたという、あの状態なのです。仕事も勉強も、夢中になって遊んでいるのと同じ状態に近づけたら、脳の潜在脳力を一番、生かしていることになります。」
P199「他人のために何かをすることも、人間は自分の喜びにすることができる。自分勝手な人は、自分の一身上のことだけをドーパミンのもとにしているのであって、そういう意味でいうと、ドーパミンのモノカルチャーです。しかし、われわれは、様々なことを喜びの源とすることができる。」
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