ような気がしてきました。
映画関係の雑誌を読んでいたら、若手の俳優さんたちが、インタビューで口々に「今の時代に必要な作品」とか「この作品で、今できる最高の力を出したい」とか答えていました。作品を政策に変えるとそのまま政治家が使えますよね。
ストーリーのある表現の仕方はずっと昔からあって、娯楽的な面も備えてるけれど、政治的な側面も大いに持っていて、むしろ、昔はその役割の方が強かったのではないでしょうか?テレビやネットや新聞といった、共通認識を同時に発信する媒体が無かった時代は、劇場という同じ空間で共有できる演劇が、唯一、理想の世界観や社会の矛盾を示してくれる教科書だったのではないでしょうか?
演じる俳優さんはもちろん、監督・脚本・映像技術などのスタッフさんは、ニュース番組制作者や新聞記者と同じくらい、あるいは政治家や経済学者や実業家と同じくらい、世の中を知って、世の中を変える力を発揮できるのだと思います。これからの時代、その力はもっと求められると思います。
逆に、政治家やビジネスの世界で動く人々が、シナリオの着地点を明確に描いて、自分が今、どう動けばいいのかというストーリーを描いて活動ができれば、すばらしい世の中になるのではないかと期待してしまいます。