このモデルの女性はちょっと怖いです


●original love : eyes

今年の夏、自分がもっとも良く聴いたアルバムだったと思います。
1993年に発売されたオリジナルラブの3枚目になります。

クレジットによると当時は5人組みのバンドだったようですね。
このCDも手に入れてから長く愛聴しています。


最初のころは「サンシャイン ロマンス」「いつか見上げた空に」といった
爽快感のあるポップな曲や、「DEEPER」「砂の花」というメロウな曲を
好んで聴いていました。
(「DEEPER」という曲は宮田繁男さん作曲、吉田美奈子さん作詞ということで
今にすればオリジナルラブらしからぬ感じですね。でも超名曲です。)


ですが、いつの頃からか「JUDGEMENT」「LET'S GO!」「妖精愛」といった
ダークで意味深な感じの曲こそがこのCDの魅力だと
思えるようになってしまっていました。
他のミュージシャンの作品で、これらに似たような構成の曲は
ちょっと思いつきません。


あと「Wall Flower」というクールなラテンフレイバーの曲は
最初から今まで一貫してお気に入りです。
自分のかなり好きなべーシストの渡辺等さんが弾いているのも
高ポイントです。ものすごい仕事量の方なのですが
意外とオリジナルラブのレコーディングにはあまり参加していないのです。



これだけ奔放にさまざまな要素を取り入れたアルバムを
トータルで聴けるように仕上げることができたのは
メンバーの巧みなアレンジや、演奏者やスタッフの能力、
そして何より田島貴男さんの求心力が凄かったんだろうなと
いうことが想像できます。


自分の中のオリジナルラブの作品では、以前にレビュー した
4枚目のアルバム『風の歌を聴け』と並ぶツートップになります。


ただ悲しいことに、大きな声では言えないのですが
某黄色っぽい中古CDと本のチェーン店の250円コーナーに
この2枚は8割ぐらいの確率で置いてあります…。

そんな感じなので、もしまだ未聴のかたはこの2枚買ってしまってください。
我々サマーソフト の音楽を気に入ってくれている方なら
多分好きになってしまうと思いますよ。