こんばんは、御無沙汰してます。ギターの滝沢ゆきちです。

かれこれ・・年明け、1月以来のレビュー書き込みです汗
ヤバイですね・・もう少し定期的に書いていきたいものです。

さて、160回目のレビューですが、
やはり、少年期から現在に至る音楽生活の中で出会った大好きな音楽の偉人が数人いるのですが、
中でもスティービー・ワンダー、バートバカラック、トニーハッチ、セルジオ・メンデス、マリオ・カストロ・ネヴィス等は
特に好きな人達です。と言うことで、気まぐれですが今回は・・

「 セルジオメンデス&ブラジル’77 / ビンテージ’74 」をレビューさせて頂きます。



セルジオ・メンデス

音楽を聴いた事無い人でもこの名前の響きは知ってる人多いと思います。

とりあえず、セルジオメンデスさんの簡単な説明
ジャズピアニスト・アレンジャーとして活動していた彼が
まずはセルジオメンデス&ブラジル’65としてボサノバグループとして活動
そして1966年に従来のポップスをボサノバカバーがメインというサウンドスタイルで
セルジオメンデス&ブラジル’66としてデビュー
誰もがどこかで聴いた事あるであろうジョルジ・ベン(ベンジョール)作の
マシュ・ケ・ナダを収録しこれが大ヒット
(まぁ、ヒットしたから今のセルジオ・メンデスさんがいる訳ですが・・)



↑ジョルジ・ベンの曲で一番好きなタジ・マハールという曲のヤバイテイクが収録されてる作品です。
めちゃ早い&テンション高!?
当時を知らないのでどれだけヒットしたのかは正直分かりませんが、
数多く見かける再発盤を見る限り・・物凄く売れたのだと思います。。
ボサノバ界のスーパースターの誕生です。
最近では、ブラックアイドピースなどとコラボした作品出したりと今の若者にも大人気です
はい、簡単な説明終わりです。

さて、元々俺がセルジオメンデス聴き始めたのは
バートバカラックが大好きで、中学の頃たまたまセルジオメンデスのベスト盤に収録されていた
look of loveを聴きたくてその時に聴いたWaveのカバーがあまりにも美しくて
これを機にセルジオメンデス周辺を聴きはじめました。



↑このベスト盤、何度も何度も再発されてます。大人気!笑

このベスト盤は当時、まだ茅ヶ崎のダイクマがダイクマonlyだった頃に
ダイクマのCD屋さんで購入した記憶があります。
他には、名曲Pais TropicalやSo Many Stars・・
Going Out Of My Head(こちらは個人的にはメジャーにゾンビーズのモノの方が好みです)
良い曲たくさん、さすがベスト盤といった内容です。
色々聴いていくうちに色々な音楽家が繋がってきて
それがまた音楽を聴く楽しみに繋がったりもしました。
20歳の頃にブラジル盤やソフトロックの再発やCDへの世界初音源化ブームがやってきて
その頃に聴けるものは片っ端から聴きました。
この頃、後々バンド名サマーソフトの名前の由来になる
スティーヴィーワンダーのサマーソフトのカバーを
マリオ・カストロ・ネヴィスが収録している作品の事を知った記憶があります。
話は特にセルジオメンデスと関係ないですが・・
俺はスティーヴィーのモノよりもマリオ・カストロ・ネヴィスVerのサマーソフトの方が好みです。
まぁ、きっとこれはサウンド的にマリオ・カストロ・ネヴィスも
セルジオメンデス&ブラジル~同様にピアノ主体のトリオ等に
女性ボーカルを2名メインで歌わせるというスタイルが個人的に好みだからだと思います。



↑ファンタスティック・プラスティック・マシーンの
田中知之さんのセレクションコンピにこちらのサマーソフトが収録されて
サマーソフトという曲を知った人も多いと思います。

はい、では作品のレビューに移ります。
1974年の作品です。
「 セルジオメンデス&ブラジル’77 / ビンテージ’74 」
とりあえず、バンド名から・・・
セルジオメンデス&ほにゃらら・・の
ほにゃららは何度か変わってるのですが・・

あえて分けるなら
初期のブラジル’65&’66は、シンプルな編成でアコースティックなサウンドメイク
この時期の作品の方がジャケット等も彩度が強く個人的に好きです
この時期の作品で特にオススメは「ルック・アラウンド」、「スティルネス」でしょうか?

中期のブラジル’77は、時代の影響か、ブラスなどが入って派手になったかなぁ・・と
ボサノバ意外にもファンクやソウルの要素が入ってきてよりバンドサウンドが強調されてる気がします。
クラブミュージック好きな方はこの時期のセルジオメンデスの方が聴きやすいのではないでしょうか?
この時期の作品で特にオススメは「ラブ・ミュージック」、「ビンテージ’74」ですね~

この後、
個人名義のセルジオメンデス、セルジオメンデス&ニューブラジル’77、
~ブラジル’86、ブラジル’88など何度も名義変えて作品出してます。

個人名義では、
セルジオメンデス名義の作品「セルジオメンデス」に収録されている
Davyが個人的にとても好みです。秀逸、とりあえず、どの作品もお洒落です。

さて、それで・・このビンテージ’74のレビューに入る訳ですが・・
この作品との出会いはJR茅ヶ崎駅の商店街エメロードに昔からあるリズムボックスという
中古CD屋さんで出会いました。20代前半の頃ですね。。
その当時、バンドを組んでいた友人にセルメンのIf You Really Love Meの方が
タッキーはスティーヴィーのより好きだと思うよ!と言われて
まだ未聴だったこの作品をリズムボックスでたまたま発見・即購入といった感じで・・
聴き始めて・・やはり、こちらの方が俺の好みだ!・・とはまり
とりあえず、ヘビーローテーション。
その後しばらくしてクレジットなど調べて誰かゲストとか演奏してるのかな?と
デビュー盤だけ大好きなリーリトナーがSuperstitionでギターで参加。
アントニオ・カルロス・ジョビンが自作曲のDouble Rainbow、The Waters Of Marchでギターで参加。
なんだか豪華ですね。まぁ、俺はギタリストあまり好きではないのですが・・
基本的に俺は鍵盤奏者や鍵盤弾きながら歌う人の方が好きです。。っと
サウンド的には初期のサウンドに近いかもしれないです。

では、いくつか好みの曲紹介です。

アルバムの初めはスティーヴィーワンダーの名曲
「Don't You Worry 'Bout A Thing」で始まります
これが、ストリングス&ブラスアレンジやパーカッションのアレンジが無駄が無く気持ち良いです。
本家よりも優しく聴き易いのは・・
オリジナルの録音がはっちゃけ過ぎてるせいでしょうか?綺麗にまとまってます。

次にTr.2:「This Masquerade」
これは、A&Mな感じの(まぁ、前作ラブ・ミュージックの時点でレコード会社はA&Mではなくて
ベルレコードに移籍してるのですが)アレンジでバートバカラック好きな俺にはとてもツボでした。
ソフトロック好きな人にはオリジナルよりもこちらの方が聴きやすいと思います。

そして、Tr.3:「The Waters Of March」
こちらも本当に名曲です。こんな曲描けたら・・
ジョビンの淡々としたギターがたまらなく気持ち良いです。
メロディを際立たせるアレンジ、素晴らしいと思います。

Tr.6:「VOCE ABUSOU」
とても心地良いボサノバです。
終わりに向けて曲を盛り上げていく様がいかにもセルメン!って感じのアレンジで好きです
良いメロディです。本当に良い曲
そして、アルバム最後を締めくくるのにふさわしい名曲

Tr.10:「If You Really Love Me」
この曲はスティーヴィー同様大好きなシリータ・ライトとの共作ですね
まず、メロディーもですが構成がたまらなく好きです。
で、こちらもセルメンVerの方がオリジナルよりも聴きやすいです。。
まぁ、心に響く度数はスティービーの方が断然上ですが・・

カフェ・ミュージックや部屋でのBGMとして音楽聴きたい人にはセルジオ・メンデス、
特にオススメです。まだ未聴の方は是非聴いてみて下さい!